週末はインナーチャイルドカウンセリング講座が続いたのもあり、インナーチャイルドネタばかりですみません^^;
講座の中で出てきたり、講座で書いていただくカウンセリングシートの中でも結構このインナーチャイルドがいる方がいます。
それは「話を聞いてほしいインナーチャイルド」。
今思い返せば私も自分が結構だめになった15年くらい前、ずっと「誰かに話を聞いてほしい」と思っていたのを思い出した。
ただ、うんうんと聞いてほしかった。そうなんだ~辛かったね、と言ってほしかった。
誰かからのアドバイスとか受け入れる余裕がなかった。ただ共感してほしかった、という時期があった。
そして「今日こんなことがあってね、それでこうなってね」、ってたいしたことじゃなくていいから話を聞いてほしかった。
それって、その当時はこういった仕事をしていなかったしインナーチャイルドってわからなかったけど、今思えばインナーチャイルドだったな~と思う。
子供のころお母さんに聞いてほしかったこと。
話したかったこと。
たわいもないことなんだけど学校の出来事とかをただおやつとか食べながら話したかったんだろうと。
そういった子供のころの欲求が満たされないで抑圧してきた方の場合、どこかでずっとこの「話を聞いてほしいインナーチャイルド」がいたりする。
そして話しを聞いてほしいインナーチャイルドのサインは「自分のまわりに話を聞いてほしい人がたくさんいる」ということだったりもする。
セッションに来ていただいくとすごくお話をされるお客様がいらっしゃる、なかなか本題のセッションに入れないくらいお話をされる方がいる、あるいはお仕事はしていなくても、なぜか友達とかからもすごく相談されたり「話しを聞いて」、といわれる、という方の場合、ご自身の中に「話を聞いてほしいインナーチャイルド」がいることで、周りの人に投影されているということもあるのかもしれません。
カウンセリングでも、問題や悩みの原因を見つけ出すセッションもあれば、傾聴カウンセリングのようにお話をお聞きすることのほうが必要なクライアント様もいらっしゃいます。
話を聞いてほしいインナーチャイルドがいる場合、わかってほしいというインナーチャイルドがいる場合、問題解決や原因を探るよりもまずはやはり「話を聞く」ことのほうが重要なんですね。
それはどれだけかかるかわかりません。
その方がどれだけの間抑圧してきたか、どれだけのものをこらえてきたか、にもよって出し切るまで時間はそれぞれだと思います。
でも、必ず、その時間も必要だと思います。出すものを出さないと、次のものが見えてこないからです。
頭で理解しようと思っても、心はそうはいかないからです。
そういう意味でも、カウンセリングの仕方や受けていただく長さ(期間)ってクライアント様によって大きく変わっていくんですよね。
私は自分のことを振り返って思うのは、話を聞いてほしいインナーチャイルドは結構年単位のような気もします。これも人によって様々ですが、半年とか一年とか、じっくりお話をお聞きして進めていく。感情があふれる方もいるでしょう。そういった場合はその感情と向き合いながら、出していっていただきます。
私のインナーチャイルドカウンセリングセッションやインナーチャイルドヒーリングは一応三回コースまでとなっていますが、そういった方の場合は間をあけながらでもいいので三回コースを何回か受けていただくのもいいと思っています。
私も今思えば、本当にたくさん話を聞いてもらいました。
最初はとにかく共感してほしかったり、「それはひどいね」「それは辛いね」と言ってほしかったように思います。でも、話を聞いてもらっていくうちに、だんだんと人のアドバイスも聞けるようになったり、客観的に物事を見れるようになったり、自分とは違う意見もそういうことかと思えるようになっていったように思います。辛すぎるときはそういう余裕ないのでね。
だから、「話を聞いてほしいインナーチャイルド」に気付いたら、その子を満たしてあげてくださいね
今日の夜はインナーチャイルドヒーリングです
今日受けてくださる方よろしくお願いいたします