【再認識】太鼓判 | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

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夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

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太鼓判


●読み: たいこばん


●意味;

① 太鼓のように大きい判。 ② 絶対に確実だという保証。
(資料:大辞林)


●注釈;

捺印(なついん)
右上に押された朱色の捺印は書類でとても目立つ存在である。
文書の発行者であれ、承認者であれ、その文書に責任を持つ者で
ある証しである。

辞書にあるように、それが太鼓ほどの大きさともなれば、
その保証の度合いは「絶対確実」となる訳である。
太鼓ほどの大きさとなれば、書類に一か所捺印するのが精一杯に
ちがいない。

とすれば、太鼓ほどの大きさの判子が押してあっても、
そしてその数が多くなればなるほど、「全体確実だ。
という保証」から遠ざかっていく。

ということは、
所狭しと1枚の書類の判子がひしめいている書類の信用度には
疑問を持った方がいい。

いつ誰が決定したのか定かでない、市場の移転や五輪施設建設を
決定した書類には、どんな捺印がされているのか観る価値がある。


●御礼: 本日も言葉遊びにお付き合い頂きありがとうございました。


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