【新語】一振振らん | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

相互読者登録のご期待にはそいかねますのでご了承ください。



一振振らん


●読み: いっしんふらん


●意味;

(野球で好機に登場した打者がストライクを見逃してばかりいて、
ひと振りもしないまま三振アウトになるようすから)
①機会を前に慎重になり過ぎて、行動を起こさずに好機を見逃す
こと。
②ぼ~っとしていて、機会の到来に気づかないようす。


●同音異義語;

一心不乱: ほかの事に注意をそらさず、一つの事に心を集中
させているさま。(資料:大辞林)


●注釈;

ぼ~っとしていたら、よほどの幸運の持ち主でない限り、好機が
到来しても気づくことはない。

「棚からぼた餅」は好きな言葉のひとつだが、これだって①棚に
ぼた餅が入っていることを知っている、②それがどの棚か知って
いる、という二つの努力の末にある身の構え方である。

好機を見逃すまいと目を凝らしてその到来を察知しても、それを
活かす行動を起こさなければ、せっかくの機会を活かせない。

慎重に考えたところで、行く末などそうわかるものでもない。
「やってみなきゃわかんないじゃん」としばしば口にしていない
だろうか。

ならば、とりあえず好機がきたら飛びついてみるのも手だ。

最初はバットを振っても空振りやファール・チップかもしれない。
ファールで何度もバットを振るうちにボール(チャンス)に
タイミングが合い、シングル・ヒットくらい打てるようになる。


●御礼: 本日も言葉遊びにお付き合い頂きありがとうございました。


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