【新訳】 残り物には福がある | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

相互読者登録のご期待にはそいかねますのでご了承ください。



残り物には福がある


●読み: のこりものにはふくがある


●意味: 

期待に支えられないとやってられないほど世の中は厳しいこと。


●注釈;

バーゲンを思い浮かべるといい。限られた利害得失に差のある
物を人と分け合う(取り合う)のであれば、先手必勝である。

チャンスに真っ先に飛びつく器量がなかったり、迷っていれば、
他の人がそのチャンスに飛びつく。

余程の努力家、幸運の持ち主、ポジティブ志向者でもない限り、
生きていくと苦労が続くばかりで、なかなか果実を手にできない。

「いつか・・・・・・」という期待があれば気持ちが折れずにいられる。
自分のいまいちの現状を納得させる原理原則が欲しくなる。
明らかな勝ち組になれない者の生きる知恵を温かな眼差しで
見て欲しい。


●蛇足;

クジならいつ引いても確率は同じというのが定説。だが、クジの結
果を明らかにしながら引くのであれば、後から引く方が確率が高い
ことが明らかにされたとか(確か女性天才数学者によって)。
場合によって本当に残り物に福がある。


●旧訳: 人が取り残したものの中に,意外によいものがある。
(資料:大辞林)


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