暮坪そば | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

相互読者登録のご期待にはそいかねますのでご了承ください。



ひとりで浅草で用事をすませたら、ちょうど正午。

「駒形どぜう」のどじょう鍋がいちばんに浮かびました。
でも、午後には車を運転する予定があります。
酒をがまんしてつまむどじょう鍋はストレス源になりかねません。
健康に悪そうなので、この案は泣く泣くボツです。

「天藤」の天丼、「天晴」の天ぷら定食、「色川」のうなぎ、「むぎとろ」、
並木藪蕎麦」etc.
たまに訪れる浅草では、さまざまな店の料理に目移りします。

洋食やラーメンが思い浮かばなくなったのは齢のせい?

         


  - そういえば・・・・・・。

前回浅草に来たときに、
時季が早すぎて食べ損ねたのを思いだしました。
リベンジすべくお目当ての店へ。

幸い、並ぶことなく、すぐに席に案内されました。
まだメニューが店員さんの手にあり、椅子に腰を降ろしきる前に

  - くれつぼ。・・・・あっ、おおもりで。

注文終了です。

「手打ちそば十和田」の暮坪そばです。
何年ぶりの再会でしょう。

         


暮坪とは暮坪かぶ。
岩手県遠野の暮坪地区の特産。辛味が持ち味です。

暮坪そばは、淡い緑のおろした暮坪かぶで食べるもりです。
おろしたかぶをつゆに少しずつ入れ、蕎麦に絡めていただきます。

  - きたきた。

登場した蕎麦を少なめに箸にとり、ひと口すすります。

  - そうそう、これこれ。

暮坪かぶの辛味は、
わさびのように鼻を刺激することなく、
とうがらしのように辛さが残りません。
鼻抜け、のど越しのいい辛さは、蕎麦の香りをひきたてます。

食後もキレのいい蕎麦湯を楽しむことができます。

         


十和田さんの暮坪そば。
この店ならこのひと品です。

  岩手で雪が消えてから栽培されるので、
  この蕎麦を楽しめる時期も限れれています。ご注意を。
  (おそらく初夏から初秋まで)


<ご参考>

手打ちそば 十和田

東京都台東区浅草1-33-5
Tel.:03-3843-5409
地下鉄銀座線浅草駅 徒歩2分

平日: 11:20~20:00 (L.O.20:00)
土・日・祝: 11:00~20:30 (L.O.20:00)
定休日:月曜日


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