おそれるな、愛せよ | 「魂が震える話」ブログ

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「他人の機嫌に巻き込まれない」というお話です。

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僕のシンプルな方針として、「自分の機嫌は自分で決める」ということがあります。

つまり、周りに不機嫌な人がいても、自分は自分。他人の負の感情に巻き込まれないぞ―――と決めているのです。

既婚の方なら多かれ少なかれ心当たりがあると思いますが、パートナーが突然怒り出して、でも自分ではその理由がわからなくて・・・ということがありますよね。

あるいは、会社の上司がなぜかイライラしていて、こちらにもそのとばっちりがくることもあります。

そんなときに、僕は事態をどうにかしようと思いません。

いったんは相手のネガティブを受け入れますが、でも、断固として巻き込まれません。

「そりゃ、そういうときもあるよね」と内心で処理して放っておきます。

(中略)

他人の機嫌に巻き込まれないために僕がよく実行しているのは「マインドセット」です。

マインドセットとは、スポーツ選手などが自分の思考パターンや心構え、感情などを日々セット(強固にする。整える。変える等)していくことです。

例えば、毎朝出かける前に「よーし、今日も楽しむぞ~」と口に出してみます。

あるいは、天気が晴れたら「やった」、逆に、雨が降っても「雨が大好きだ」と喜ぶのです。

こうすれば、休日明けに雨が降っていて、周りの人たちが「あーあ・・・」なんて嘆いていても巻き込まれません。
 
武田双雲 著
PHP研究所
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○○が好きだ、嫌いだというのは、そもそも赤ちゃんのときから決まっていたのではなく、過去の体験やそれに対する意味付けによって生まれた感情だと言えるでしょう。

だから、大人になって解釈が変われば、それに対する「好き」「嫌い」も変わるのです。

今の状況をなにも変えず、今の状況のままでしあわせを感じられることが、自分の機嫌を取る秘訣です。

合格したから、恋人ができたから、大金が入ったから、といった条件をつけずに、今の状況のままでも充分しあわせなんだということを知ることです。

ご機嫌でいるというのはつまり、物事の解釈上手になるということかもしれません。

だから、「自分で自分のご機嫌を取る」

自分以外、だれも機嫌を取ってくれないですよ。召使じゃあるまいし(笑)

ご機嫌は、周りの人にとっても素晴らしいことです。

自分が他人の機嫌の悪さで影響を受けるのならば、自分の機嫌も他人に影響を与えているということ。

「自分の機嫌は自分でとる」ことが、人間関係の問題を解決するカギになります。

機嫌がいいときに人は、他人の悪いところは見えず、喧嘩できないのです。

周りを見渡すと、機嫌の悪い人はいつも喧嘩や口論をしています。

おそれているのです。

いつもニコニコ機嫌がいい人から喧嘩や口論は想像すらできません。

愛があるのです。

「おそれなくていい、愛するのだ」

「おそれるな、愛せよ」