昭和時代~その3・ひなまつり~ | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

何を隠そう、あもる家には、
私のひな人形(7段飾り)、妹うーちゃんのひな人形(7段飾り)
がある。
ああ、隠そうにも隠せない大きさ。

さすが田舎のだだっ広いだけがご自慢の豪邸(但し、ボロ)だけのことはある。
いまどき、7段飾りなんて流行らないって~。
出し入れもめんどくさいし。
うちの母なんて、あまりのめんどくささに、GWすぎても雛人形を片付けないという体たらく。
おかげで、あもる姉妹、かなり行き遅れました。
とくにうーちゃん。
いやいや、ほんと、このたび無事片付いてよかったよ。
あ、でも、まだ、結婚式までは油断はなりませぬぞ(笑)。


さて。
そんな私のひな人形の赤毛氈には我が家の家紋が刺繍されているのだが・・・


父方の祖母が亡くなった時のこと。
石屋さんがやってきて、墓石の相談をしていた。

石「あもる家の家紋は・・・」
母「桔梗ですね~」
石「そうですか。念のため、先祖のお墓を見ておきましょう。」→さすがプロ。客の言う事を信じない。

10分後。驚愕の事実が。

母「うちの家紋・・・桔梗じゃなくて、円に梅鉢、だった~!!!
  おばあちゃんのうそつき~~~ →嘘ではなく勘違いであろう。もしくは母の聞き違い。
  はっっ!!!!!
  あもちゃんの雛人形・・・!!!!おばあちゃんのいうがまま、桔梗の紋が・・・!!!」


はい、時すでに遅し。
私のひな人形には、どこだかわからない家の家紋が刺繍されてしまいました、とさ。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

あたち、どこのこ??