ニッカウィスキー シングルカスク余市セット?! | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

こんばんは、酔っ払い管理人です。
今日は、少し前の話になるのですが、どうしてもこの酒だけはアップしておかなければなりません。


去年の12月に転職をしました。
その際、以前の職場は11月末で退職とし、11月中ごろから有給消化で休みにしました。
まぁ、その間もごたぶんに漏れず、骨休めとばかりにエンプティに呑みにいったのですわ。
そうすると、エンプティの呑み仲間で、以前の職場の同僚?になるのかな?別部署で働いていたKさんより、転職祝いを預っている、とマスターが言うではありませんか?
そのKさん、実は、酔っ払い管理人が二次会の帰りにエンプティに寄るときに一緒に誘ったのがきっかけで、今や管理人より酒通になりつつある人物です。


さて、その彼が私の転職祝いと置いていった酒とは・・・


ニッカウィスキー シングルカスク余市セット!
余市箱入り

な、なんと、ニッカの余市蒸留所直販の180mlボトルのシングルカスクセットです。
4本も!


全て直販の為、ネット通販などでは手に入りません。
どうやら、余市蒸留所に見学に行ったものと思われます。
いやぁ・・・どうリアクション返していいものやら・・・。
めちゃめちゃ嬉しく、お返し何にしようか?めちゃくちゃ迷う。

とりあえず、転職祝いなので、今回は頂くだけにして家に持ち帰りました。


4本の種類は
余市4本ボトル

シングルカスク余市10年 58~64度
シングルカスク余市12年 フルーティ&リッチ 60~62度
シングルカスク余市12年 ウッディ&バニリック 62~64度
シングルカスク余市20年 53~56度


となんとも強烈なラインナップです。
シングルカスクなので、一本の樽からだしたままの原酒です。
全て50度~60度前後のアルコール度があります。


まず、10年からいってみよー
余市10年

新樽を使用との説明書き。
樽の香りと潮のようなしょっぱさが同居し、華ひらくような味わい。
若干アルコールが高めの様子を感じます。



続いて、12年のフルーティ&リッチ
余市フルーティ&リッチ

10年より2年長く熟成させているけれど、色は10年より若干明るい琥珀色。
フルーティの名の通り、甘酸っぱさと絡みつくようなクリーミーな口当たり。
喉の奥にグッときて、キックが力強いです。
活性樽を使用しているとのこと。


そして、12年のウッディ&バニリック
余市ウッディ&バニリック
色は10年と見分けがつきません。
ラベルがなかったら見間違えるでしょう。
樽の香りが芳醇で、口内にタンニンの渋みを感じます。
それに同居して、バニラの甘さを感じ、すばらしいハーモニーを醸しだしています。
独特で個性的な味わいです。
新樽を使用とのこと。



最後は20年
余市20年

さすがに20年の熟成を経て、口当たりが非情にマイルドで、呑みやすい。
このまま調子にのって呑むと、非情なことになる予感がします。
バニラの芳香が豊かで、甘さもしっかりしています。
早く酔いたい人向け。


と、後になるほど、酔っ払い度が増しているので、コメントがしょぼいですね。
でも、どれもこれもほんと旨いです。


実は、ウィスキーにはまったきっかけが、余市のシングルカスク10年でした。
出会いもエンプティ。
ストレートで初心者がゆっくり呑めるものを頼んだら、でてきたのがこれでした。
感慨深い銘柄であり、祝いものとはいえほんともったいないものを頂きました。


この場を借りてお礼申し上げます。
K氏、ありがとう、そして、ご馳走様。
また、エンプティで遭遇しましょう。
今度は私が一杯ご馳走しますよん。
えっ?一杯じゃ足りない・・・ええぃ、二杯でも三杯でも、酔いつぶれるまでのみやがれぇ~。