ロケットシステムの事例です。 | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

ブルーベリー養液(水耕)栽培ってホントのところどうなの?という方。設備メーカーのホームページではわからない実態がここでご覧いただけます。さぁ、あなたも魅惑のブルーベリーワールドへ!!

ロケットシステムの導入から一年が過ぎた事例です。

露地栽培ですがやはり驚異的な生育ぶりです。

場所は茨城県稲敷市。

これまでの土耕栽培(1000株)に加え、

養液栽培+土耕栽培を行っています。

樹高30センチ弱の2年苗を植えていま、

すでに60センチ以上のシュートがばんばん!!

すでにプロなので、この生育の違いがよくお分かりいただけているようです。

ここでも高畝(40センチ)にしないと、水はけは確保できません。

高畝にすると・・・

乾燥しやすくなります。

実はこれがポイント。

余分な水が切れるので、土中に酸素が入っていきやすくなります。

実はポット栽培でも調子をくずした株は、しばらく干して置くと元気になります。



この写真も畝の両側をみてください。

水がたぷたぷに溜まっています。雨水です。

これがブルーベリーの根にワルさをするのです。

畝が低かったらどうなるでしょうか。

水はけの良い関東ロームでさえ、このありさま。

土のなかでは大変なことが起きているのかも知れません。



高畝にして乾きやすくなったから、当然ながら、かん水設備が必要です。

そしてどうせ水を流すのなら、

液肥を薄くして流してあげようよ、ということで

養液栽培の手法を用いて自動点滴かん水で液肥を流しています。

(ちなみに濃度は、●●●●●●。)←おっと、秘密です。


ロケットで2年苗を植えて1年たった株。

主軸枝が太く、かなり充実しているのがおわかりいただけると思います。



これも30センチくらいの2年苗を植えた結果。

特筆すべきは、ほぼ全体が揃っていること。

これって実はとんでもないことなのです。

ポット栽培とは言えども、微妙に環境が違うせいか、通常のポット栽培では生育差が出て当然です。


ましてや、苗の個体差も出てきて、ばらつくのが普通です。

ところが、ロケットだと、すべての苗が申し合わせたように、そろってきます。

これからブルーベリーをはじめようとする方、

ロケットシステムでやってみませんか?

初期生育が早いから、

事業化も具体的に、そして計画的に運びます~~。


あなたの夢は、ブルーベリーが育たなきゃ始まらないのですから。