ブルーベリーの旅:関東導入編 | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

ブルーベリー養液(水耕)栽培ってホントのところどうなの?という方。設備メーカーのホームページではわからない実態がここでご覧いただけます。さぁ、あなたも魅惑のブルーベリーワールドへ!!

こんにちは。流浪の(笑)ブルーベリー職人です。

埼玉での工事を終え、昨日、今日と、東京都府中市にやってきました。

ここには、かの有名な「東京農工大」があります。

日本のブルーベリー文化の発祥の地です。

小平市、国立市、立川市、府中市、と

どこに行ってもブルーベリー園だらけ。

そういえば

植えつけ本数で言えば、

東京都は日本で3番目とか。


この聖地のど真ん中で

このネオ・アクア栽培がいよいよ始まりました。


ご覧のとおり、周りは高級住宅地。高層マンションも林立しています。

この一角に新ブルーベリー園はあります。

お伺いした時には、すでにしっかりと整地・転圧されていました。



まずはここにマルチシートを張ります。

もちろん、定評と信頼の国産、しかもD社製。




ポットを並べ、アクアフォームを入れていきます。




水を打ち、あく抜きをしてから苗を植え込みます。

ご家族3代でほのぼのと植え込み作業。



構想一年、いよいよ今日からネオアクアによる、新しいブルーベリー栽培がスタートです。



(ポット写真がぼかしてあるのは・・・

早期成園化に関する、ある試みがなされているからです。

新規のテクニックですが、

まだ非公開とさせていただきます。ご了承ください)

こればっかりは聞いても教えられません。

でも、なぜこうするとよいのか、(屁)理屈はこねられます(笑)。




この風景を見て、ふと思ったのは・・・

日本の農業、これからもっともっと面白くなるんじゃないのかな、ということです。

このネオ・アクア栽培でも、

今までの農業とちがって、まるで植物工場。

しかも、日々進化中!!



いままで農業に関心のなかった方でも、

こんな農業のスタイルもあるんだ、と

興味をもってもらうことが大事だと思います。

ロハスでもエコでもいい。

ナチュラルライフを突き詰める生き方もいい。

生きる喜びを体で、そして家族みんなで味わえるのが農業だとしたら、

こんなすてきな仕事ってないじゃないですか!


これがすべてじゃないけど、

農業に振り返るきっかけとしては、

このブルーベリー、相当面白いです。