おはようございますo(*≧∀≦*)



まだまだ旅のお話。



皆様ご存知京都といえばお得な一日(二日)乗車券、主要な場所であれば一緒にもらえる地図に乗っているのでガイドマップいらずで手ぶらで行け、電車・バスが乗り放題。今回久しぶりに使いました。



その頂いた地図の晴明神社の近くにある神社の名前が気になっていて、ここはもしや…と、お参りに行きましたら予想通り。



ここは最大の怨霊と恐れられた崇徳天皇の神社です。



日本の凄いところは、その恐れられた方が転じて敬われる神になるところ。恐れられた方ほど、その神に転じたパワーも凄く大きくなります。そして日本の三大怨霊転じた神様の一柱がこの崇徳天皇で、物語や浮世絵等にも描かれた悲劇の天皇です。(念のためあとの二つは、菅原道真公と平将門です。)


この神社は、明治天皇が父孝明天皇のご遺志を継いで、崇徳天皇の御霊が京都に帰られるよう創建されたもの。それまで
讃岐に白峯大権現として祀られていたのです。


これは幕末の怒濤の時代を鎮めるためのものでした。


今でも大事な行事があるとき、必ず天皇が勅使を遣わす、重要な場所の一つです。例えば昭和天皇は東京五輪の開催前に、こちらに讃岐とこちらに勅使を派遣されたといいます。長野五輪の時、多分天皇陛下も遣わされたのではないでしょうか。


現在、創建数年後にやはりここに祀られた淡路廃帝とも言われた淳仁天皇と二柱の御祭神となっています。



またここの場所が蹴鞠、和歌の宗家として朝廷に仕えた公家の飛鳥井家の屋敷跡だったため、その地主社もあり、サッカー他球技や和歌の神様として人気があるようで、沢山の球技のボールが奉納されており、実はスポーツ関係者や学生にも人気のある神社でした。



神社の知名度は菅原道真公や平将門系に比較すると高くないのですが、その場所からスポーツと結び付いて秘かに知名度がアップしているなんて、流石じゃありませんか?



境内には蹴鞠の庭もあります。




そしてここでも素敵な朝日が撮れました。



今日も良い一日を(*≧∀≦*)


参考までに↓
崇徳天皇の祭日

兄弟喧嘩