大平正芳(香川)、河本敏夫(兵庫)、橋本龍太郎(岡山)、平沼赳夫(岡山)、石破茂(鳥取)
敬称は略させていただきましたが、思いつくままに、政治家の名前を列挙した訳ではなく、僕が生まれ育った西播地域(兵庫県の南西部)から見て、割と近くの選挙区から選出された国会議員で、「総理の椅子に近い人物」と目されたことが一度はある人物、もしくは、実際にその椅子に座ったことがある人物を、生年月日が古い方から順に、並べてみました。
もちろん、上掲の皆さんの、中国共産党との距離の取り方や、国家財政や原発に対する考えなどは、様々で、その中には、僕としては、賛成し兼ねるものも、かなりあるのですが。
一日本国民として、日本のどの地域も、大切な地域だと思っていますが、やはり、長く暮らした所に関しては、それなりに、思い入れのようなものが、心のどこかにあるのでしょうか。前回の自民党総裁選では、一党員として、安倍晋三氏に投票しましたが、僕の中では、次点は、石破茂氏でした。
その石破氏は、現在、党の幹事長職に就いています。通常、政党の幹事長は、選挙を取り仕切ります。前々回、2011年11月27日の大阪市長選において、自民党(幹事長は、石原伸晃氏)は、平松邦夫氏を支持して戦い、敗れましたが、前回、2014年3月23日の大阪市長選では、橋下徹氏を支持する訳でも、独自候補者を擁立する訳でもなく、結局、何もしませんでした。
どんな選挙であれ、公職選挙法に従い(上述の場合は、同法114条に従い)、選挙が実施されるならば、幹事長は、粛々と戦うべきであり、戦わないのなら、その一点を以て、幹事長失格であると、心の狭い僕は考えています。僕は、毎年、党費を振り込んでいますが、「選挙の際、使ってください」という意味で、振り込んでいます。
この秋、福島県知事選や沖縄県知事選が行われます。どんな選挙であっても、旗色を鮮明にして戦うことは、政党が国民の支持を得る上で、要(かなめ)の中の要ではないでしょうか。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則