国会議員の先生方は、辞める辞める詐欺にご注意を! | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 勉強が好きで好きでたまらないのか、卒業をしたくない学生さんが、意図的に単位を落とし、卒業せずに留年するということは、よく聞く話である。たいていの人がご存じの話である。国会議員の先生方は、留年することなく、優秀な成績で学校を卒業された方が多いのだろう、意図的に留年するという発想は、そもそも、持っておられないようで、意図的に留年する学生さんの話など、ご存じないようである。

 「これこれのめどがついたら、辞めるので、まだしばらく、続けさせてください」と言われて、騙される大人など、この国には、あまりいないと思うが、衆議院というところでは、そうではないようである。

4月7日に、
『民主党の衆議院議員74名が造反すれば、内閣不信任案が可決する可能性がある。非民主党政権が望ましいが、常に、保身に恋々とするのが議員だから、「岡田克也首相、小泉純一郎副首相、佐々淳行原発事故担当相、石破茂防衛相、石原伸晃外相、林芳正財務相、他の大臣は民主党議員か民間人」で、調整し、菅内閣の不信任案を可決させることは、できないのか。
心ある国会議員の先生方の即断と素早い行動を、期待する。』
と、書かせていただいた。

 「辞めろ」と言う以上は、辞めさせた後の計画を明示すべきである。避難所生活を送っている人全員が、住宅(仮設住宅を含む)に移る。全ての選挙管理委員会が、滞りなく選挙事務を行うことができる状態になる。この2点が、達成されない限り、解散総選挙を行うべきではない。なので、今、とれる最善策として、上記の組閣を提案させていただいた。小泉純一郎氏は、民間人である。自民党員という属性を抜いていただけば、完全な民間人である。佐々淳行氏も、民間人である。

 岡田克也氏の経験不足を、小泉氏が補う。実質的には自民党による内閣であるが、形式的には挙国一致内閣である。2004年12月26日に、スマトラ島近辺で大地震が発生し、20万人以上の方々が亡くなられた。その僅か3か月後の2005年3月28日に、また、スマトラ島近辺で大地震が発生し、千人以上の方々が亡くなられた。私は、日本近辺で、近々、また大地震が発生する可能性は、非常に高いと考えている。そういうことも考慮に入れて、上記の組閣を提案させていただいた。

 そう、提案はさせていただいたが、"告発作戦"に掛かりっきりで、心ある国会議員の先生方の即断と素早い行動を促すことすらできず、情けなく思っております。申し訳ないです。


神奈川県逗子市にて
佐藤 政則