平時においては、なかなか申し上げにくいこと | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 前回の投稿で、平成23年度臨時富裕税法を、提案させていただいた。具体的には、米国経済隔週刊誌フォーブズの"世界の富豪リスト"に載るような方々、つまり、

孫正義氏(113位)
柳内正氏とその家族(122位)
森章氏とその家族(143位)
毒島邦雄氏とその家族(169位)
三木谷浩史氏(182位)
山内溥氏(232位)
滝崎武光氏(288位)
糸山英太郎氏(376位)

上記の、フォーブズ・リストにおいて資産額が30億ドル以上である8名を念頭に置いて、平成23年度臨時富裕税法を、提案させていただいた。

 個人的には、こういうリストに、日本人、もしくは日本に住んでいる人の名が載っていることは、心弾むことではない。なぜなら、「通貨は公器である」ということに既に気付いているのが、大半の日本国民だと、私は思っているからだ。

 「分業しながら、全体として協業する」ことにより、住み良い社会を作り、そういう社会を維持する。通貨とは、そのための道具に過ぎない。フォーブズの"世界の富豪リスト"は、そのことに気付いていない人のリストでもある。

 未曾有の国難に際し、平時ではなかなか申し上げる勇気が湧かないことを、書かせていただいた。有り難いことだと、思う。


兵庫県姫路市にて
佐藤 政則