AME'S MOTORCYCLE HISTORY -116ページ目

貫通ボルト

貫通ボルト  エンジンのケース貫通ボルトが入荷した。
 実はこのボルト、バイクを購入したバイク屋に「走っていたら、無くなったんですけど」と言ったら、「注文しておきます」と言われたが、どうせなかなか入荷しないだろうから、(納車時欠品だった部品はまだ入らず)これをつけないと走れないので、山田さんの所で注文したら、1週間くらいで届いた。同じV-TWINで頼むのに、何でこんなに違うんだ?しかも、前についていた物とは形が違うし。調べたら、前の物が違っていた。今回が正解。違うの間に合わせで付けるな! 

 しかも、納車後1年補償とか言って、部品がぜんぜん入らないのは、補償になっていないのではないのか?1年以内に渡せばOKとか思っていないよねー、購入したバイク屋さん!8600円よこせ!

 で、これと、ブリーザーのホースを取り付ける。ホースが無いと、垂れてきたオイルが、プライマリーベルトにかかる。オイルがつくとベルトが切れやすくなるそうなので、ホースをつける。ホースは、本来はゴムの黒い物をつけたかったが、高いのでやめ、一番安い透明のホースにした。このボルトは、ナットを回すのがとても大変だった。少しずつ回していかないと、閉まらない。やっと閉めた後で、ボルトは前と後を反対に付ければ良かったと気が付いた。なぜか。この後つける、ホースが曲がりきらず、折れてしまうから。もう一度この作業をするのは、嫌だったので、時間のある時にやり直すことにする。ホースは車体の下に持っていきたかったが、曲がりきらないので、ライターであぶって、まげて、プライマリーベルトを過ぎたところで下に垂れるようにした。

 使っているプラグ用のプラグレンチが無いので、作ってしまおう。いつまでも無いと不便だし。AB-6の方は21のレンチでOKなんだけど、A-6の方は25.5なので1インチ。実はA-6の方が安い!だからこっちを使っている。用意する物は、1インチのソケットとL形の6角レンチ。6角レンチは適当なサイズでOK。ソケットの外側に6角レンチの短い方をあてて、バチッバチッと溶接しておしまい。これでプラグレンチの出来上がり。

オイルフィルター

 オイル交換した時、オイルタンクの中の鉄粉が心配で、山田さんに相談した。

 バイク買ったお店では、純正オプションタイプのオイルフィルターは、戻りが悪かったり、フィルターの精度があまり良くないので、カスが余計に回ってしまうとか、しばらく止めておくとブリーザー側にオイルが行ってしまって、エンジンかけたとき、ドッパーンとオイル噴出したりします。これも各バイクによって症状が違うし、もともとナックルには付いていないので、(パンには標準らしい)オプションで付けていたので、そういう設計で作られているのではないか。と言われていた。

 その事も相談ついでに伝えたら、「そうかもしれませんが、やっぱり無いよりはあったほうが良いし、付けてみないと、戻りが悪いとかは確認できませんよ。あんまり心配なのであれば、付けてみますか?」との事で、やってみないとわからない状態。うーん、ここはチョッパー精神にのっとって、やらなきゃ分からないのなら、やって結果を出したほうがすっきりするので、ひとつやってみますか。ということで、オイルフルター注文してきた。ついでにフロントフェンダーが、今付いているものはあまり意味が無いので、これも頼んでおいた。

 キックアームとヘッドライトのふちの部分の、メッキが気に入らず、ヤスリでゴシゴシやっておいた。少し曇った感じがイイーネ。(横山ケン調)

配線

その2

 その後、各所点検したら、エンジンケースの貫通ボルトで、ブリーザーをかねているボルトがなくなっていた。プライマリー側の太くなっている所だけ無くなっていて、貫通の棒だけ残っている。これが無いとケースの合わせも兼ねているので、走るとマズイ。で、注文する。

 ホーンの配線チェックをする。鳴らないから。配線はOKそう。テスターで調べると、電圧もスイッチまで来ている。アースが取れきれていなくて、鳴らないようだ。仮の電線でアースをとると、鳴った。ウィンカーはウィンカー自体でアースだが、ホーンはスイッチがアースになっている。このスイッチはあまりよくない。そのうち取替えよう。

 V-TWIN製のVLテールは、配線が入るところのネジがチャチイので、配線が良く抜ける。強く締めたら、ネジがなめた。ネジが鉄で穴がプラスチックだからだ。電線が抜けるので、加工する。
 電線を入れてとめる仕組みになっているので、入るプラスチックの部分をカッターで削っていく。電線を止める2極が出てきたら、電線が止められないので、線の皮をむき、穴に刺し、ハンダで電線と極を付ける。ハンダ付けしたところを収縮チューブで覆う。反対側はギボシ端子をつけて、車体に付いているテールランプ用の配線につなげて終了。これで夜走っていても、テールランプが消えて、車に急接近されることはなし。ふぅ。

フューエルライン

フューエルライン  車庫に入ったら、ガソリン臭い。またガソリン漏れか?と思い、キャブ周辺を見ると、漏れてる!この前ツーリングから帰ってきてから少しずつ出ているらしい。なぜだ?この時期の車庫はかなり気温が上っているので、早急に直さないと火事になる可能性がある。しかも洗濯物が干してあるので、臭くなった。嫁にはさんざん怒られた。はぁ。
 
 タンクからキャブまでのフューエルラインを外してみよう。外したら、タンクの出口のところから「ポタッ、ポタッ」っとゆーっくりガソリンがたれる。原因はシャットオフバルブが良く閉まりきっていない、という事だった。手で閉められる限界まで閉めたら、ほとんど止まったが、今度はきつくて手で開けられず。ペンチで回して開けた。これではマズイ。しかもバルブで漏れていても、キャブの方の弁で閉まるから漏れないだろうと思ったが、それはキャブがキャブなだけに安心できない。

 タンクからキャブまでのフューエルラインに新たにコックを作ろう。タンクの出口のところに1/4のフレアナットを付けてみると、なんと!ぴったり付くじゃない。これにて1/4の銅管でラインを作る事決定。コックも問題なくつく。一応できたが安心できないので、コックを閉めて、コックから下のラインは外して放置し漏れるかどうかチェックする。1日置いておいて一滴も垂れて来ないのでOKです!!

 写真は左側が、もと付いていたラインで、右側が改正したほうです。

 ・・・つづく

オイル交換

 今日はツーリングだった。トンネルの中で、ヘッドライトつけようとスイッチ入れたら、エンジンストップ。多分ヒューズが切れたか?と思い、慌てずとりあえず押してトンネルを出る。チェックしたら、やっぱり。原因はヘッドライトの中でリークしていたから。フォークがスプリンガーなため、ショックで接触してしまったらしい。皆待っててくれた。
 キャブはまだ濃いみたい。プラグは80キロに1回カブって止まる。だから、80キロに1回止まってプラグ掃除。これ1日。皆さんお疲れ様でした。
 
この前、マフラーのサイレンサーを取ったら、かなり調子がいい。長いサイレンサーだった。そしてすごいススだった。まっくろ。やっぱりナックルは直管がいいのか?ふかしてもあんまり黒い煙出ないし。

 帰ってから、オイル交換。まずエンジンオイル。かなりのヨゴレ。オイルタンクの中、鉄やアルミのカス、粉が多い。棒にボロキレ付けてすくったら、どんどん取れてくる。これ、しばらくやっていた。エンジン大丈夫か?オイルフィルターでも付けようか。
 次はミッションオイル。この前交換したばっかりなのに、すごいヨゴレとカス。ミッションはまだまだマメにやっとかないとダメだなー。

キャブセッテイング

 先日のキャブを取り付け、キャブのセッティングをする。今日は福田さんが遊びにきてくれるから、心強い。福田さんは、ショベルのスポーツ乗りです。この前メーターが動かなかったから、ケーブルを差し替えたりした。新品なので、切れていることは無いはず。中のワイヤーがメーターまで届いていなかったらしい。メーターダッシュを外していたので取り付ける。ボルトの穴が合っていないせいか、閉まりが悪く、どうしても斜めな感じに入っていってしまう。ねじ山が崩れるので、手締めにしておく。アイドリングを設定して、いざ出発。

 メーターは動いている。ふと気が付くと、すでにダッシュのボルトがなくなっていて、ダッシュが、がたがたゆれていた。想像以上の振動で、いつのまにか吹っ飛んでいたのだ。えぇー!ショーック!!
 15分くらい走ると、福田さんが後から追い越して止まるように指示した。何かなと思ったら
「なんか落ちたよ」と言ったので、エンジン止め点検。福田さんは、何か落ちた辺りに歩きで戻って探している。
 「あったよー」なんとロッカークラッチのワッシャーだった。と言う事はナットはすでにもっと手前で落ちているんじゃないか?探したが見つからず。
 
 その後、路上点検で分かった事は、フロアボードのナットもゆるゆるだ。しかも1ヶ所無くなっている。各所仮閉めのような状態で、ちゃんとボルトナット関係が閉まっていない。しばらくあちこちを増し締め。いくらハーレーと言えど納車間もなくでこんなにも緩むのだろうか。福田さんいわく、ちゃんとしめてないよ、集中して作業していないんじゃない?と言っていた。

 急遽福田さん家に行く。ロッカークラッチの応急手当を行って、この前始めて行ったバイク屋さんへGO飛行機

 行く途中で、ガス欠のような状態で止まる。入っているはずなのに、と思いキャップを外すと「プシュッ」と音がしたので、これはベンドキャップではないなと思い、裏を見るとやっぱり!ナックルは両方のキャップがベンド式でないとガソリンがキャブに落ちてこない。こんなんで良いのか?買ったバイク屋!片方のベンド式キャップのほうのタンクのガソリンが、なくなると、もう片方のタンクのほうは、ガソリンが落ちてこないため、ガス欠状態になっているのだ!キャップを左右交換して、バイク屋さんへGO飛行機

 福田さんが信号待ちで「このバイクのクラッチ、切りきれていないうちにシフトチェンジしているっぽいよ。ミッション壊れるよ」と言われ、めいいっぱい踏み込んでシフトしたがあまり変わらず。調整ができていないみたい。そういえば、結構すごい音していたが、ハンドシフトに初めて乗るので、こんな物かと思っていたが、違うらしい。

 やっとバイク屋さんに着いた。山田さんよろしくお願いします!

 まず、紛失したボルトナット関係をみつくろってつける。
 ロッカークラッチロッドの調整。めいいっぱい伸ばしても足らず。一番良い所で調整。
 Rブレーキが踏んだら戻り悪いので、調整。ロッドがフロアボードに干渉していて戻りが悪かった。
 点火時期の調整。進角デスビが調整の範囲外になっていて、そのままでは調整不可能。デスビを抜いて差し替えなければダメ。ということは、ジェネレーター外さなくっちゃ無理。で、外す。差し替えて調整後試運転。

 えぇーっシフトがやわらかくなった。無理やり入れている感覚ではなくなった。やっぱりクラッチ切りきれていなかったんだ!戻ってきて、点火時期変えたので、プラグのチェック。OKそう。
 衝撃的な事を言われた。「このミッション新品ですよね」
 「はい」
 「そのままポン付けですね、バラして中チェックしていないですね」
 「何で分かるんですか?チェックしないとまずいんですか?」
 「トップのパッキンは、日本で手に入らない物です。あちらでしか手に入らないし、空けた形跡がありません。普通新品のミッションはバラして、角取ったりすり合わせをするんですが」
 「それしないと、どうなります?たしかにオイル交換した時は、かなりのカスが出ていますけれど」
 「最悪ロックとか焼きついたりしますが、今何とも無いのならOKでしょう」
っ(汗)・・・やばいじゃないですかー、まだあんまり乗っていないし、いつそうなるか、バラしてチェックしてもらうほどお金ないし、あっ、買ったバイク屋1年補償だからしばらくはいいか。ということで、しばらくはOK。
 
ロッカークラッチのナットとニップルを注文して家に帰る。

 今日はこれにてメンテ終了。明日はツーリング。疲れた・・・

バイク屋さん

 今日は福田さんに教わったバイク屋に行って見る。キャブを見てもらいにだ。初めて行くので、少し緊張気味だったが、優しい感じでよかった。

 キャブのほうは、問題ないらしい。それどころか、とても程度が良いらしく、「アメリカでもこのくらいの物はなかなか出てきませんよ」って言われた。やったキラキラ。でもそうしたら、何が悪かったのだろう。小さな砂とかかな。たしかにタンクの中は、そんなにきれいではなかった。バイク揺らすと細かいゴミがガソリンの中でゆれるのが分かる。でもガソリン抜いてからじゃないと、取れないし。凹凸がありすぎて、出てくるかわからない。っていうより、お店で組む時にはガソリン入っていないんだから、ゴミ取りして組んではくれないのか?私のタンクは、結構ボロだったので、中はコーティングしてあるので、アイボリー色。よく見えるから、ゴミが目立つ。
 とりあえず、キャブはOKということで音譜

 シャットオフバルブは、今回はきつく閉めておいたが、少しもれているようだ。買ったお店ではバルブのゴムやシャフトは新品で組んでくれたので、その辺ではないようだが。

オーバーフロー

 車庫に行ったら、なんかガソリンくさい。バイクに近ずいてみると、キャブの辺りが、湿っている。うーん、シャットオフバルブ閉めたはずなのに、ガソリンか?と思いながら、よく見ると、キャブの穴からガソリンがもれてる!バイクをゆすると、ピチャピチャと出てくる汗これはオーバーフローだ!

 ということで、キャブ取り外し、掃除。チョークのシャフトが結構じゃまだった。シャットオフバルブがちゃんと閉まるかどうかテストするため、バルブ閉めて、ペットボトルにガソリンラインを入れてガムテープでタンクに固定。キャブはバイク屋さんに見てもらうため、外しておいて。形だけ組んでおく。組み付けは気をつけないと、ネジをなめてしまう。真鍮ボディなのでなめると大変。と思っていたら、フロート押さえている下のナットが何か斜めっぽい。あぁ!やったか?外してみると、やったらしい。そんなにひどくはないようなので、角張っている棒ヤスリでねじ山復活させる。なんだかヤブヘビ。

 キャブはそんなに汚れていなかったけれど、何でだろ。

福島白河まで

 今日はシルバーフォックスのツーリングで、福島白河方面に行った。シルバーフォックスは、23歳くらい~60歳くらいまでの幅広い年齢のツーリングクラブで月1度走ります。大体40歳前後の人達が多いです。キャブのセッティングが心配だったけど、走りながら調整するしかないので、そのまま出発。

 トンネルの中でヘッドライトをつけようとスイッチを入れたら、エンジンストップ。なんだ?と思ったが、とりあえずトンネル出ないと危ないので、押して出る。調べたらヒューズ切れ。そのまま入れてもまたとぶので、原因を探す。ヘッドライトの中で、バルブのつめとライトの中で接触したらしい。フォークがスプリンガーなのでショックが多すぎて、ずれてたらしい。他の人達は、待っててくれた。

 再出発は、俺が先頭。止まったら、皆止まれるからだそうだ。置いてかれないのはいいが、なんか恥ずかしい。プラグがカブって走行不能になったら、皆左側一列で停止。プラグ掃除して、再出発するのもまた恥ずかしいなー。12人くらいいるのに。

 今日は何回もプラグ掃除で、止まったり走ったりで、皆さんお疲れでした。

初ツーリング

 納車後、初乗り。変えのプラグ2セット持って、近所ツーリングです。今日はよりによってスズキのハヤブサと2台です。こんな60年近くも昔のバイクと、最新型のしかも世界最速のバイクという組み合わせは、あまり見かけませんね。

 出発して、まずメーターが動いていない。いくら走ってもスピード0マイル。なんだこりゃ。約10キロも走ると、カブって走行不能。はずしてみると、真黒。湿ってはいない。掃除してまた走り出すが、すぐにエンジンストップ。また掃除。その繰り返し。「セッティング出しましたよ」と納車の時言われたが、ちゃん出してくれたのか?と思いながら走る。

 そのうち、1セット目が使えなくなった。「もしかして、遠くに走りすぎたか?」と思って引き返す。2セット目も掃除しながら走って、ハヤブサの人「ギヤチェンジのたびに、マフラーから黒煙出てるよ」と言われ、濃いのか?と思いキャブの調整しながら走るが、2セット目のプラグも死亡。掃除してもダメ。何回キックしてもかからず。もう替えのプラグないよー。特殊サイズのため注文中で2セットしかプラグ無かったのだ!

 仕方ないので、家に電話して、「動かないから迎え来て」・・・あえなくピックアップ。
 本日のツーリング、片道約20キロ、6時間に及ぶツーリングでした。

 ミッションは新品のため、家に着くとミッションオイルの交換をした。ドレンボルトのえぐれている所に、カスがたっぷり入っていた。オイル茶色で乳化しているし。オイル交換はして渡してください!