ゲンキの時間 | クローン病でもニャンとかなるさ

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今朝の「健康カプセル!ゲンキの時間」(TBS系)をご覧になりましたか?

腸内細菌移植療法の話が出ていましたので、概要を書いておきます(著作権上の問題は大丈夫かな?)。


順天堂大学医学部消化器内科のI先生(イケメン!)が登場。

潰瘍性大腸炎はどんな病気か?
・年々増加中で推定患者数15万人以上。
・患者の腸内環境のバランスは乱れており、悪化や発症の原因になっている可能性がある。
・通常は、食生活の改善やストレスの緩和などで乱れた腸内環境は整うはずだが、
 UCになるとバランスが乱れたまま。


腸内細菌移植療法とは?
自然界では同様のことが行われている。コアラはユーカリしか食べない。母コアラは繊維を分解する腸内細菌を持っているが、赤ちゃんコアラはそれを持っていない。赤ちゃんコアラは母コアラの便を食べることで母コアラから腸内細菌を受け継ぐ。
移植方法:ドナーの便を生理食塩水を溶かし大腸内視鏡で大腸の一番奥に流す。日帰り外来で行えて患者の負担少ない。ドナーになれるのは、20歳以上の配偶者か二親等以内の家族。便や健康状態、感染症などを検査した上で移植を行う。
・昨年3月から臨床研究開始
・7~8割が症状改善を自覚。しかし、長期的な経過観察が必要。
・イケメン先生の下ではUCのみが対象。


UC患者さんが登場。
神田さん(仮名)は、高校2年の春、1~2時間おきにトイレに駆け込むようになり、お腹が痛くて眠れない日々を送っていた。潰瘍性大腸炎と診断された。
投薬などの治療をしても症状は改善せず、辛い日々が6年間も続いた。
昨年9月に移植を受け、今は症状の改善を感じている。発症前と変わらない生活を送れる様になり、仕事も普通に出来ている。移植治療だけでなく、投薬や生活改善も並行して行った。トイレの回数も激減して2~3回になった。


腸内細菌移植療法によって、生活習慣病も治療の道筋が見えてくるかもしれない。移植の研究がどんどん盛んに行われるようになってきている。
「たかが便、されど便。」
多くの病気を解決するヒントが隠されているかもしれない。


UCの方は、試してみる価値があるかもしれませんね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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