教養をつけること | アマノジャックな世界

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少々重苦しい表題ではあるが。


先日、私の店舗の自家浄化槽の修繕依頼及び見積もり書が届いた。


実は、譲り受ける前から、かなり老朽化していて前所有者も、これに関し何一つ手を施さなかった。



ま、そのつけが回ってきたわけだ。



完結するのになんと ざっと150万である。


僕らのような、飲食店のペニービジネス、そう、いわゆる一皿売って数円の儲けと言うビジネスにとってこの金額というのは、汗水流して働いた一年分の利益さえも脅かす額だ。


そう僕らは何のために働いているか、、、浄化槽を直す為に働いているのか?


今まで何のために勉強して大学入って、企業に尽くして働いて、借金して店を持って・・・・・。


そんな利益は浄化槽を直す為に消えていく。。。



ま、大袈裟に考えるとそういうことだ。


ブログ内なので、みみっちく語っておく。



さて本題である。


この自家浄化槽を直さないと、どうなるか?



飲食店で排出される油を多く含んだ家庭とは桁外れの汚染度が高い排水と、同じく家庭とは程遠い数が使用した糞尿が、子供たちの遊び場であり生物多様性の宝庫である、近隣河川に、



浄化されずに流されるということである。



また下手すると、これらの汚水が店舗の周りに溢れ出るとい事態にも発展する可能性があるということだ。



これは、ホントに忌々しきことである。



先ほど語ったとおり、僕は今まで何のために義務教育を受け、何のために大学まで出て勉強して教養をつけてきたのか?


つまりこのような事態を知ったときに、どんな判断ができるかと言うことである。


教養があれば、人間の社会生活や地球生物の環境を守るために、個人個人または企業レベルでやれることがわかることだ。



つまりこのような事態に、個人の利益主義に走らず、計画的に事業継続が可能な形で、この忌々しき事態を冷静に判断する想像力と行動力である。



これくらいで、びびっていちゃ~、地球は救えん、ちっちゃい男だわ。。。(涙)