みなさん、こんにちは。
今日もブログをご覧いただきましてありがとうございます
さて、今日は、イタリアワインではなく、スペインワインを楽しむ日でした
スペインワインの一大産地、カスティーリャ・ラ・マンチャ(Castilla-La Mancha)州の
ワインカントリー財団主催のワインパーティーに行ってまいりました。
場所は赤坂プリンスの40階のラウンジTop of Akasaka
40階に到着すると、眼下には、煌めく東京の夜景が広がっていて
ムーディーでロマンティック
昔のトレンディードラマに出てくるような設定なのですが、
やはりスペイン、イタリアとノリが似ておりまして、賑やかです
こういったイタリアワイン業界のパーティーなどにいくと、
お友達に知り合いに合うものですが、誰もいないじゃないですかーーー!
やっぱり、イタリアとスペインの業界の人たちはまったく別なのね。
半分はスペイン人、そしてスペイン語を流暢に操る日本人たち。
あたくし、ひとりぼっちり と、孤独感を感じることに、、、、
なるはずもなく!
ラテンなノリ全開で、気さくで楽しい人たちに話しかけられて楽しいじゃない
赤坂プリンスの美味しいお料理を楽しみつつ
カルティーリャ・ラ・マンチャのワイン飲みながらおしゃべり。
そして、お誘いしてくれた友人がやってきて、こんどは、友人と盛り上がり、
そこに、また、新しい輪が広がる、楽しいワインパーティーです
ちなみに、カスティーラ・ラ・マンチャ州とは、スペインの首都マドリッドの南側に位置し、
州都は、トレド。 ラ・マンチャとは、アラビア語で「乾いた土地」という意味だそうです。
州内には、トレド、アルバセテ、シウダーレアル、クエンカ、グアダラハラ、トレドの5県があります。
カスティーリャ・ラ・マンチャは、スペイン1のワインの産地で、50万ヘクタールにおよぶ
世界有数の広大な葡萄畑があり、なんと、スペインワイン生産地の50%を占めているそう。
ラ・マンチャ(乾いた大地)と呼ばれる、夏は極めて暑く、冬は寒いこの地域で
生き抜くことができたのは、世界最大(白、黒両品種を通じて)の生産品種、
AIREN(アイレン)種。
元々ブレンド用で、酒精強化ワインのスピリッツ生産用が主な利用法でしたが、
最新の技術革新によって、クオリティー重視のアイレン種のワインの生産も
行われるようになっているそうです。
また、赤は、ラ・マンンチャではCENCIBEL(センシベル)種と呼ばれ、
スペイン全土で栽培されるテンプラニーニョ種のワイン製造が盛んに行われています。
銘柄の宝庫で
9つの「原産地呼称ワイン」と、4つの「単一ブドウ畑限定高級ワイン」があります。
原産地呼称ワイン
DO Almansa(アルマンサ)
DO Jumila(フミーリャ)
DO La Mancha(ラ・マンチャ)
DO Manchuela(マンチュエラ)
DO Mèntrida(メントリーダ)
DO Mondèjar(モンデジャール)
DO Ribera del Jùcar(リベラ・デル・フカール)
DO Uclès(ウクレス)
DO Valde penas(ヴァルデペナス)
単一ブドウ畑限定高級ワイン
Dehesa del Carrizal(デエサ・デル・カリサル)
DO Dominio de Valdepusa(ドミニオ・デ・ヴァルデプサ)
DO Finca Elez(フィンカ・エレス)
DO Guijoso(ギホソ)
カスティーリャ・ラ・マンチャのワインは、過去数年の葡萄改造計画によって
栽培、収穫、加工技術が改良され、今までできなかった品種が生産されたり
生産者のプロ意識も高まり、量から質へ、シフトする動きが加速しているそうです。
このワインパーティーを主催した、カスティーリャ・ラ・マンチャ州ワインカントリー財団は
2004年に設立。公的機関の主導でスタートしましたが、現在では、
ワイン製造協同組合やワイナリー、ブドウ果汁加工業者からの会費による民間財団になっているそうです。
2009年5月からは、「ドン・キホーテの国、スペインから来たワイン」
と、いう新しいイメージ戦略によるプロモーションで、
世界のマーケット進出をする「ドン・キホーテ プログラム」が始まったそうです。
今後、カスティーリャ・ラ・マンチャのワインの人気ももっと高まっていきそうな勢いですね!
今日のパーティーの参加者、
ドン・キホーテのような男らしい男性が多かった気がいたしました。
楽しいパーティー、どうもありがとうございました