ガンジス川のほとりで 1 | サウンド瞑想スタジオ”スタイル21”の「振動科学活用法」

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サウンド瞑想、マインドフルネス、メンタルトレーニング…

こんにちは。




ビジュアル&サウンドヒーリング「HRTスタジオ スタイル21」です。





■昨夜、急ぎの仕事で、徹夜に近い作業をしてました。




経理作業だったので、ずっと数字とにらめっこ。




慣れない作業で、目も疲れましたが、




頭もパンパンになった午前2時頃・・・。




「そうだ! こんなときこそ中断して、セッションしよう!」と天の声(笑)





20分くらいのヴァイブラサウンド・セッションを体験して、




疲れ目は回復し、頭もスッキリ!




急いでいる時こそ、休息・リフレッシュは大切です。



今日は20日の金曜日、何かと慌しい日だと思いますが、




ちょっと一息入れてみては?




その後の効率が違いますよ。





■今回のトリップノートは、昨夜のセッション中に思い出した、




インドでの体験をまとめてみようと思います。




それにしても、なんでセッション中にインド?




満月だったからでしょうか?




明日は、夏至ですよね。




イベント続きのここ数日。




良い週末をお過ごしください。







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  HRTオペレーターやあまんの「意識体験トリップノート」




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5.ガンジス川のほとりで 1




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(前回 つづき)





■学生時代に、インドをバックパックした時も




印象的な意識体験をいくつか経験した。




ラジャスタン砂漠のキャメル・サファリで、




満月の砂漠での野宿瞑想も印象に残っているが、




強烈だったのは、ベナレスの宿での体験です。





■ご存知の方も多いだろうが、




ベナレスは、ヒンドゥの聖地の一つである。




ガンジス川の河岸(ガート)で火葬を行い、遺灰を河に帰す風景と




すぐその脇では、全身を河に沈めて沐浴しているヒンドゥ信者や




河に水をすくいながら、歯磨きしているインド人・・・




まあ、混沌という言葉がとてもマッチする街という印象だった。





■早朝、河岸に出かけて、朝日を浴びながら、




ぼんやりと荼毘の火や




彼岸に向かって祈り続ける人々を眺めていた。





ヒンドゥは、輪廻転生の宗教。




カーストは、過去の行いの結果と考えられている。




あの祈りをささげる人は、




「来世はもっと良いカーストに・・・」と祈っているのだろうか?




だとしたらヒンドゥとは、なんと俗っぽい宗教なのだろう?




ベナレスで死ぬと解脱出来ると聞いたが、どうなのだろうか?




あの死者は、ここで焼かれて、どんな気分なのだろう?





雑念が浮かんでは消え、また浮かび・・・。




ちょっと効きすぎたようだ。




一緒にガートに来ていた相部屋の相棒に声をかけて、




一足先に宿へ戻り、仰向けに横たわっている時に、




突然、そのビジョンが広がり始めた。





■自分の意識は、河岸のガートに戻っていた。




宙に浮かんでいるようで、体外離脱の感覚と近い感じ。




沐浴している人の意識とコンタクトしてみると、




来世のことしか考えていない。




ヒンドゥ教の彼らは、肉体的には今を生きていながら、




意識は、来世に生きているのだと感じる。




このギャップは、想像以上に厳しい修行だな・・・。





一方、亡くなった魂はどうなのだろうか?




ベナレスで死んだ魂は、本当に解脱できたのだろうか?




火葬されている肉体には、もちろん魂を感じることはなかったが、




上のほうから、じっと眺めている視線のようなものを感じた。




どうやらそれは、生前この肉体にいた魂のようだった。




話しかけてみると、「彼岸へ行く」という。





ベナレスでは、ガンジスの対岸は「彼岸」として、




家などは一切建てられいないため、




河岸の混沌との対比が、とても極端である。




その魂は、あの彼岸へ向かうと言っている。




「僕も、行ってみよう」と、




彼岸に向かってみた。



(つづく)