【モーリシャス旅行記 2】モーリシャスの常識 | *Travel Note*

*Travel Note*

クアラルンプールからの旅の記録。
東南アジアを主とするホテル日記•食日記•観光記/時々マレーシア情報



 世界には色々な常識があります。ここモーリシャスでも、私達の当たり前だと思っている
 常識とは全く違った暗黙の常識があるようです



 さて、私達が体験したモーリシャスの常識を記事にする前に、モーリシャスの基礎知識。

Republic of Mauritius
モーリシャス

アフリカの国家・イギリス連邦加盟国・首都:ポートルイス

民族(2011年データより)
68% インド系(過半数以上) 
27% クレオール系 
● 3% 中国系 
● 2% フランス系 

アフリカでありながら、街に出ると全くそんな気がしません。インド人、
中国人は非常に多くアジアの国の一つに来たような気分になります。
各人種が、それぞれ宗教を持ちながら調和を保ちつつ生活している国。

 後から、在住の方に聞いてわかった事ですが、この国では

 アジア人とは、 インド人
 中国人とは、中国人、日本人、韓国人

 という認識なのだそうです。その為か、私達いくら日本人だと言っても だから、中国人でしょ?
 という反応をされますううっ... どれだけ私達の正月は1月1日だと説明しても、旧正月も祝うんだよね?
 と返って来て、性格も顔も一緒でしょ?という感じ。

 その為か、自分達に身近な中国の方への対応、彼らの常識範囲内での対応をモーリシャス人は
 日本人にも韓国人にもしてしまうのでしょう。

 ですが、同じ中国人とはいっても、ここマレーシアでさえ、大陸中国人と私達を一緒にしないでくれ!!
 と言います。彼らのマナーの悪さにはうんざりなんだからといい、あれだけきついシンガポールの
 中国人達も、やはり同じ用に思っている様です。

 彼らの認識の中では、中国本土で生まれ育った中国人と、海外で生まれ育った
 中国人では全く別物。私もそれには激しく同意します。

 が、残念ながら、ここモーリシャスでは国の違いさえ認識されておりませんので、皆同じ。。。。

 エアモーリシャスを使うと、客室乗務員の態度にはびっくりします。今まで味わった事のない
 体験でした。収容先で看守に見張られている囚人のような気分
 マレーシアでもよく見る光景、レストラン等でウェイター、ウェイトレスを食堂などで呼ぶ時、
 手をパンパンとたたき店員を呼ぶ仕草があります。
 私は、いつまでたってもあの使用人を呼ぶかのようなあの仕草に慣れません。
 それを、ここエアモーリシャスでは、客室乗務員がお客に対してやるのです

 EXCUSE ME

 の一言、言えば良いのに、やはり私はこのような文化を持ち合わせて居ない為
 すごく嫌な気分になります。でも、彼らにとって、私達は中国人という認識なので
 これは、彼らにしてみれば、あなた達の文化でしょ?とでも思っている?或いは、
 インドも同じ感じなのでしょうか?

 客室乗務員と聞いて、私達日本人は多少華やかな印象を抱くかもしれませんが、
 その印象も国によって随分変わって来ます。ここモーリシャスでの印象は、
 比較的日本と同じようなステータスなのかもしれません。日本より、地位的な
 意味合いがもぅ少しあるのかも、、、、

 というのも、彼らの殆どが高飛車で、上から目線の英語を話します。
 それはひしひしと伝わり、中国人は英語を話せないという認識があるのか、
 耳の遠いおじいさんにでも話すかのように話しかけて来たりします。。。

 すっごく失礼だと思うのですが、彼らにはこれが親切でやっている事なのかも
 しれません。後、英語が全て命令形なのは、母国語では無いからでしょうか?
 こういう所での敬語の使い方、綺麗な英語の使い方は教えないのですかね?

 という事で、エアモーリシャス、切れやすい人はちょっと我慢してくださいね~
 (って私の事w)おそらくこれが、彼らが認識出来る範囲内の外国人に出来る
 もてなしなのだと思います。

 私の常識から言わせてもらうと客室乗務員は、色々な国の人達と日々
 コミュニケーションをとるお仕事なので、もう少しだけ視野を広げて国際的な
 マナーと共通語を身につけて欲しいなぁ~と思います。

 これはある意味、とても良い経験でした!

 お陰で、モーリシャスについての謎も1つ解決しました!が、私は根気よく、日本人!
 という事をモーリシャス人に会う事があれば、説明したいと思います。 


  ❤ご訪問ありがとうございます❤
          ブログランキング・にほんブログ村へ