22日に発売の2年7ヶ月ぶりBUMP OF CHICKENの新曲について | 「365日の言の葉」

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【22日に発売となるCDには、実を言うと紹介したいアーティストが多くいます。やはりその中でも、BUMPのシングルのリリースは一番嬉しいものがあります。というわけで、いつもとは比較的短いのですが、BUMPだけの内容を書いてみました】




実に2年7ヶ月ぶり「firefly」以来のリリースとなる、ニューシングル「Hello,world!/コロニー」が本日発売となるBUMP OF CHICKEN。両A面シングルとなるこの2曲は、共に注目を浴びている作品への書き下ろし曲となっていて、早くも発売前から話題沸騰中のナンバーである。



「Hello,world!」は、4月よりMBSやTOKYO MXなどでスタートしたテレビアニメ「血界戦線」のオープニングテーマに起用された一曲です。暗闇を切り裂くようにエモーショナルに掻き鳴らされるギターの鋭利なリズム、そしてその暗闇の中に虹を作るかのような鮮やかなメロディーを奏で、闇雲ながらも駆け抜けていくような疾走感のあるボーカル・藤原 基央さんの歌声、そして彼が紡ぐ叙情的な歌詞と、いずれの要素にも研ぎ澄まされた感覚が宿っていて、まさに「BUMP」の真髄を感じられる一曲である。



もう一つの「コロニー」は、今週末の25日から公開される話題の映画「寄生獣 完結編」の主題歌となっています。映画「寄生獣 前編」では、監督の山崎 貴さんのリクエストにより実現し新曲「パレード」が書き下ろされ、今回はその「パレード」とは異なる新曲を書き下ろしたという、BUMPと監督の信頼感を感じさせる一曲。「パレード」では、まさに盛り上がりを見せる映画の内容に沿って鼓舞するような一曲だったのですが、今回は完結編ということもあり、映画の佳境に合ったドラマティックで壮大な曲の展開を持つバラードに仕上がっています。



映画「寄生獣 完結編」で描かれる、感動のラストを彩るに相応しい楽曲になっており、かつてのいくつもあるBUMPの名曲に引けを取らない一曲となっています。そんな曲のスケール感にぴったりと合ったミュージック・ビデオも必見で、「寄生獣 完結編」の監督も務めた山崎 貴さん、そして以前彼とタッグを組み製作された映画「STAND BY ME ドラえもん」で、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した八木 竜一さんによる共同で作られた映像となっています。謎の巨人が登場するミステリアスな内容は、一見の価値ありとなっています。



配信限定でリリースされた「パレード」や「You were here」、漫画「3月のライオン」とのコラボで話題となった「Fighter」、そして今回のシングルと俄然BUMPの楽曲製作に熱が帯びてくると、否が応でも期待せざるを得なくなるのは、豪華ラインナップが出揃ったニューアルバムですね。個人的な発想が早くも駆り立てられるBUMPの活躍に、胸がワクワクしています。