読書感想(34)「エデン◆近藤史恵」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

エデン

近藤史恵著

新潮社

2012.6.9読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを

で、これがその続編。

前作では主人公白石は日本のプロチームで走っていて、その後スペインのチームにスカウトされて本場ヨーロッパで走ることになる、という設定でした。

本作では、既にフランスのチームに移籍していて、あのツール・ド・フランスに出場します。

息詰まるレース展開、チームの駆け引きや選手の心理状態など、相変わらずスキの無いストーリーはそれだけで抜群におもしろい。それにドーピング疑惑の感傷と感動が絡み物語が複雑で意味深くになってます。

しかし、ラルプ・デュエズを白石がトップで登っているシーンには、思わず興奮してしまった。いつかあんなシーンを見ることができるかなぁ。

実は更に続編が出版されてるんだよね。早速Amazonにオーダーしよっと。



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