青春とはなんだ:水路のある道路 | 昔のドラマのロケ地を探そう!

昔のドラマのロケ地を探そう!

懐かしい昔のドラマのロケ地を探して紹介しています。

中央を水路が流れている道路も頻繁に登場する。
第5話で山角(加東大介)が下校途中に中川(藤木悠)の悪口を言いながら野々村(夏木陽介)と歩いているシーン。左側を水路が流れている。
画像1 1965年
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第7話で植田(宮口精二)の息子の清造(土屋嘉男)を東京から追いかけてきたヤクザ達は野々村が清造の居所を知っていると思い水路の反対側を歩き後をつける。
画像2 1965年
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第6話より育子(土田早苗)と高松(杉本哲章)が野々村に相談をするシーン。背後を水路が流れている。
画像3 1965年
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第28話より勝子(岡田可愛)、順子(豊浦美子)、祐子(水沢有美)の3人が寺田(矢野間啓治)と久保(木村豊幸)を問いつめているシーン。背後の道路中央に水路が確認できる。
画像4 1965年
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ここは世田谷区鎌田の道路。流れていた水路はかつての六郷用水(次大夫堀)。
六郷用水は一部(世田谷区岡本~大田区田園調布)は丸子川という名称になり残っているがロケ地付近を含む大部分が1970年代までに埋め立てもしくは暗渠化され当時の面影は全くない。
画像5 2013年
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第5話より画像1に続くシーン。勝子、順子、育子の3人が現れ二人の会話に同意する。
画像6 1965年
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こちらは横の道路。背後、電柱の右側に一部映っていた木が現存する。
画像7 2013年
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第5話より画像6に続くシーン。道路沿いにはお寺がある。
画像8 1965年
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第6話より画像3に続くシーン。野々村の背後に映る画像8と同じお寺。
画像9 1965年
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このお寺は世田谷区大蔵の永安寺である。実はこのロケ地は水路が消滅していたため全く分からなかったのだが、刑事犬カールに出てくる永安寺の入り口付近がこのお寺に似ていると気づき調べていたらかつて永安寺の前を六郷用水が流れていたことを知り判明した。
画像10 2013年
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第3話より母に高松との交際を反対された育子がしょんぼりと歩いているシーン。
画像11 1965年
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こちらは永安寺より100mほど東へ行った六郷用水に架かっていた小さな橋の上。
画像12 2013年
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第3話より画像11に続くシーン。
画像13 1965年
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第3話より画像13に続くシーン。たばこ店の赤電話から高松に電話をかける育子。
画像14 1965年
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画像13の左側にあった育子が電話をかけていたたばこ店は建て替えられているが現存する。
画像15 2013年
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第28話より英子(藤田淑子)を探す野々村と明子(藤山陽子)。画像13と同じ橋である。
画像16 1966年
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画像17 2013年
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第36話で酔っ払って橋のたもとで寝てしまった野々村を通りかかった明子が介抱し下宿まで送ったが翌日、全く記憶がない野々村を勝子達がその時の事を勝手に空想しているシーン。こちらも画像13,16と同じ橋。
画像18 1966年
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画像19 2013年
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1963年の航空写真より左側左の赤点部分が画像1,6のシーンの位置。
その右の赤点部分は画像2,4の各シーンの位置。また右下上の赤丸内は画像13,14,16,18に映るたばこ店。その下の赤丸内は画像13,14,16に映る橋である。
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現在の航空写真に各位置を示した。
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