あれから、15年。(25) | 泣き虫デザイナーのニューヨーク奮闘記、 のその後、それからの ご あきうえ

泣き虫デザイナーのニューヨーク奮闘記、 のその後、それからの ご あきうえ

ファッションデザイナー「GO AKIUE(ごあきうえ)」のブログです。
I am a fashion designer.
Creating clothes is my passion. I've designed clothes and accessories for actors, singers, and other media personalities.


「あれから、15年。(25)」



さぁ!
これで店の内装工事の件は、番組スタッフさん達がNYにいない間に解決した。

あとは、店に置く作品=商品だ!

オレはこのNYにオープンする店、
世界に羽ばたくデザイナーとして活動する拠点になる店のコンセプトをNY上陸後くらいから、気が早いけど想い描いていた。

SHOPをピンクにしたのも、そのコンセプトに合わせたのが理由のひとつだ。

ー Classical Punk ー

これが、オレの店をOPENするにあたってのコンセプト。

昔、70年代にVivienne WestwoodがMalcolm McLarenと一緒に
ロンドンのキングスロードに「Let It Rock」、そののちに「SEX」と言うSHOPを開店した。
のちの、「Vivienne Westwood」の前身となるパンクファッションブランド。
「セックス・ピストルズ」の衣裳をプロデュースし、ロンドンパンクやニューヨークパンクファッションの草分け的な存在となったSHOP。

オレはそのストーリーに憧れて、そのサクセスに憧れてそんな風になりたい!って、常々夢見ていた。

でもね、ズバリパンクのテイストではなく

オレの中に描くのは女性に生まれたからには、女性である事を楽しみながら、女性の魅力を最大限に活かす、女性らしいファッション。

男性に生まれたからには、男性らしさを楽しみながら、男性の魅力を最大限に活かせる服。

そしてオレは西洋文化に小さい時から、どうしようもないくらい憧れが凄く強かった。
近世&中世ヨーロッパの「Rococo」スタイルや
紳士の国、英国のBritishな造形や素材に憧れてやまなかった。
これは、デザイナーを志した頃から夢見てた世界。

「Let It Rock」の様なストーリーを、憧れの「ロココ」や「ブリティッシュ」を、
このイーストビレッジにオープンする店で実現したい!

そう思っての「Classical Punk」。

ディテールにはPunkな遊び心を、素材やシルエットのモチーフ、全体的な雰囲気はClassicalな女性らしいものを。

そして、日本の若者ファッション文化特有の遊び心あるアクティブさ!

と、言うか日本の若者ファッション文化はまじ凄いよ☆
つくづくそう思うねん!

オレは一気にデザイン画をおこし始めた!
デザインのアイデアが面白いくらい浮かんで来る!
SHOP OPENまで一カ月を切った、
もう、何もかもが心踊るNYの日々でした。


そしてまだまだ、ニューヨークで奮闘した日々は続き、多くの事を学んで、自分の武器がなんなのか。
って、のちのち考える時期が来るんだけど
それはまだまだ先のお話…


ちなみに、今は今年の秋にオレとコラボで二人展するパリ在住の画家、中矢が
2月にその打ち合わせで来日するから、打ち合わせ用のデザイン画を描いてるよ☆
↓↓↓まだ未発表なんで、ちょっとだけ☆
{82D04FE2-B7B8-46A1-BF45-58E1FE195CEE:01}


ーーーーーーーーーーーーーーー
NY編の今までのお話はこちら☆

↓↓↓


ーーーーーーーーーーーーーーー




#ClassicalPunk #Classical #punk #rococo #クラシカルパンク #クラシック #パンク #ロココ #VivienneWestwood #Malcolm McLaren