「本屋大賞2010」ノミネート作品ということで図書館に予約し、このほどようやく借りられた夏川草介くんの『神様のカルテ』。
- ¥1,260
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- 「本屋大賞2010」では、受賞作の『天地明察 』に次ぐ評価、ということで期待して読み始めたのですが……。
- なんか、好みに合わなかったみたい。
- どうにも、底が浅い気がして、ダメでした。
- 医療の現場はこんなに大変なんだぞ、でも患者のことを思いガンバってる医者もいるんだぞ、ってことを正面から語られてもね。
- なぜこの作品が、ここまで評価されたのか、正直言ってまったく分からないです。
- 泣ける話、なのでしょうか?
- だとすると、泣き所はいったいどこだったのでしょう?
- 特別なことは何も起こらず、ちょっと優しい医者がいる病院で老人が死んでいく、ただそれだけの話にしか思えなかったのですが。
- 押し寄せる患者、何とかそれを捌く医者、さらに押し寄せる患者、捌きつづけるが終に倒れてしまう医者、そこに差し伸べられる救いの手、だがしかしそれは……みたいな話でしたら興味持てたのですが。
- 評価 ☆☆
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