「本屋大賞2010」ノミネート作品ということで図書館に予約し、このほどようやく借りられた夏川草介くんの『神様のカルテ』。

 

神様のカルテ/夏川 草介

¥1,260
Amazon.co.jp
 
 
「本屋大賞2010」では、受賞作の『天地明察 』に次ぐ評価、ということで期待して読み始めたのですが……。
 
なんか、好みに合わなかったみたい。
 
どうにも、底が浅い気がして、ダメでした。
 
医療の現場はこんなに大変なんだぞ、でも患者のことを思いガンバってる医者もいるんだぞ、ってことを正面から語られてもね。
 
なぜこの作品が、ここまで評価されたのか、正直言ってまったく分からないです。
 
泣ける話、なのでしょうか?
 
だとすると、泣き所はいったいどこだったのでしょう?
 
特別なことは何も起こらず、ちょっと優しい医者がいる病院で老人が死んでいく、ただそれだけの話にしか思えなかったのですが。
 
押し寄せる患者、何とかそれを捌く医者、さらに押し寄せる患者、捌きつづけるが終に倒れてしまう医者、そこに差し伸べられる救いの手、だがしかしそれは……みたいな話でしたら興味持てたのですが。
 
 
評価 ☆☆
 
 

 

 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  2010年4月度本魂!書評記事コンテスト

  参加中♪

  投票は こち  からお願いします。

 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


  
 ブックオフオンライン