道尾秀介くんの真備シリーズの最新刊、短編集『花と流れ星』を読みました。


花と流れ星/道尾 秀介
 
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道尾くんの著作は、この真備シリーズを除いてほぼ全て読んでいます。


別に真備シリーズを避けていたわけではなく、単にめぐりあわせです。


だって、こんなシリーズがあるなんて知らなかったもの。



「流れ星のつくり方」


凛は、夜、バス停で少年に話しかけられる。


犯人は、少年が前を向いて座っている部屋の前を通って、どうやって気付 かれずに出て行くことが出来たのか当ててごらん、と。



目が見えないはずなのに、どうしてバス停の凛に気付いたのだろう?


目の前を通って出て行く犯人の姿が分からないくらい目が悪いのなら、夜、暗くなっ てから凛の姿が見える訳がないのでは??


それとも、退院して3年、回復してきているのでしょうか???



その他、「モルグ街の奇術」「オディ&デコ」「箱の中の隼」「花と氷」の全5編。



残念ながら、イマイチでしたね。



未読の、シリーズ長編『背の目』と『骸の爪』も読んでみたいと思います。




評価 ☆☆




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