先日紹介した雀野日名子くんの 『あちん』 の舞台となった福井城址を見てきました。

JR福井駅から徒歩2~3分の場所にあります。


          ばくは、こんな本を読んできた-福井城址に建つ県庁
福井城址に建つ11階建ての県庁



ばくは、こんな本を読んできた-福井城址に建つ県庁 別角度から   

                        これは別角度から


石垣はなかなか立派でした。

お堀も結構幅があり、これなら忍者でも簡単には忍び込めなかったんじゃないでしょうか。

今は内堀しか現存していませんが、当時は外堀もあったことですし。




ところで、作中で「オホリノテ」が這い出してくるとされたのはこの石垣ではなく、


          ばくは、こんな本を読んできた-オホリノテが這い出してくるとされる石垣
「オホリノテ」が這い出すとされた石垣


こちら。

歩道側の石垣です。


もちろん「オホリノテ」は生えていません。

作中にもあったように除草されてしまったから……ではなく、「オホリノテ」は作者の創作物だからです。




ばくは、こんな本を読んできた-御廊下橋   

                  屋根つきの御廊下橋


『マディソン郡の橋』も屋根付でしたね。



          ばくは、こんな本を読んできた-職員が登城する御本城橋

職員が「登城」する御本城橋


どうでしょう。

城跡に建つ福井県庁。


県民の間には否定的な意見が少なくないようです。

曰く「職員が偉そうに城に登城するみたいで嫌」、

「県庁は郊外に移転して、福井城を再建すれば観光名所となる」などなど。


ばくとしては、コンクリ-ト造りの城を建てたってしょうがないと思うんですがね。