7月16日(土)福岡にてAKIRALIVE in FUKUOKA～魂の同窓会
さまざまなライフレッスンのなかで、最重要科目は「許し」である。
あなたは、親による虐待や家庭内暴力、学校でのいじめ、事故や事件、病気や医療ミス、自然災害や理不尽な運命など、自分が他者から被害を受ける。
自分に被害や不幸をもたらす他者をどう許していくか？
そして自分自身をどう許していくか？
どうやってヴィクティム・シンキング(被害者意識)からどうぬけだすか？
そこでもっとも有効な方法を伝授しよう。「許し」は非常に時間がかかるし、困難をともなうレッスンだ。
ハワイアンヒーリング「ホ オポノポノ」では、あなたが全世界に責任を持つという考え方をする。
あなたの見ている世界は、あなたが意味づけし、あなたが創り出した、あなただけの世界だ。
あなたの人生に起こるすべてのことは、あなたが用意し、あなたが選びとったものである。
「あなたは全宇宙で唯一のものであり、すべて」である。
自分が世界を創り出しているという「神の覚悟」をもつことが許しへの重要なステップになる。
大濠公園から海に向かう湾岸地区に今日の会場FACTORY UNVELASHU(ファクトリーアンベラシュウ) がある。
オーナーの日高さんはアンディ・ウォーホルの大ファンで、「ファクトリー」という名はウォーホルのアトリエ「ファクトリー」から名づけられた。
「アンベラシュウはフランス語ですか？」オレが聞く。
「あっはっは、アンベラシュウは宮崎弁でゆっくり生きようって意味です」
高い天井と真っ白い壁、すげーおしゃれなスペースだ。
日高さんは、ヘアーメイクアーティストであり、ここは撮影スタジオとしてつかわれている。
ライブスタッフががんばってくれたおかげで、日本中から100名近い観客がファクトリーへ集まってくれた。
みかんがインラケチ(マヤ族のあいさつで「あなたはわたし」という意味)の握手を観客に教える。
たなべきみこさんが福岡県南東部にある星野村から「平和の火」を運んできてくれた。
平和の火は故山本達雄さんが兵役に就いていた広島で、原爆投下直後に残り火をカイロに採取し、
１９４５年８月６日以来５９年間、一度 として絶えることなく燃え続けている火である。
櫻 和葉が「消えない火」を朗読する。
心の奥深く小さな小さな火が灯る
消えないよう暖かく守られてきた火が光る
ここに集いし魂よ
まなびあい助け合った仲間達
再び会えた喜びに火は再び輝き出す
今宵優しい翼広げ
平和の幹の元
奏でる調べみ捧げて
かぐわしく高らかに未完成を喜ぼう
明らかに健やかに命の橋を渡ろう
心の目でしか見えない火
小さな小さな消えない火
なんとこの詩にはスタッフの名前が隠されていた。
「優しい翼」は優、「平和の幹」は幹ちゃん、「奏でる調べ」は調さん、 み捧げて（みさこ）、未完成はみかん、「明らかに」はAKIRA、「健やかに」は健介、「命の橋」はいのちゃんだ。
整体師をしている久保田英男さんが華やかな着物と女性の面をつけて登場する。
久保田さんは阿蘇で「中江岩戸神楽」を35年にわたり、伝承してきた。
中江神楽の発祥は今から約270年前、明和の時代に始まる。
日本神話「天の岩戸」の神事を主体に３３座を一つの芸能として構成した壮大な物語だ。
主催者優と熊本のボランティアで出会い、今回のコラボが実現した。
優のネイティブアメリカン・フルートに合わせ、久保田さんが中江神楽を舞うという世界初の試みである。
風のようなフルートの音色は尺八や雅楽にも通じるものがあり、日本人は同じDNAをもつアメリカインディアンと通じるスピリットがある。
優は1年前にニュージーランドから帰国した。
長い間心の闇と葛藤していたが、ようやく自分を「許す」ことができるようになってきた。
自分が世界を創り出しているという「神の覚悟」をもつことは、自分で出来事に対する意味づけをポジティブに選択できるということを学んだのだ。
さああさあ、オレも山笠パワーをいただいて、今日はみんなが「神の覚悟」に目覚めるライブになるぜ！
1.ウレシパモシリ
2.Hello my mam!(2組の母娘に捧ぐ)
3.敗北ジャンケン(女王:長崎のマユコ 、プリンセス:北九州のユカリ、3位主催のユウ、4位 近所から多喜さん、5位 佐賀のリカ)
4.ハイボクノウタ
5.勇者の石(ボーカル:全盲の旅人コンちゃん。ギター:AKIRA)
6.無条件の愛
全身大火傷を負った大島さんの話。
7.Hug yourself
平和の火を伝えるたなべきみこさんの話
8.PUZZLE
「Hello my mam!」でたまみママとヒナコ(1歳)、まいこママとヒマワリ(7歳)、ココロ(3歳)、ソラ(1歳)をステージに呼ぶ。
「お腹の中は暗くてあったかかったって言ってました」
やっぱ子宮の中は守られた場所なんだね。
これからまぶしい照明や観客が待つにフィールドに出る前のブルペンやベンチみたいなもんかな。
今日は8割くらいがAKIRAライブバージンである。
敗北じゃんけんでは、クイーン:長崎のマユコ (AKIRA CD)、プリンセス:北九州のユカリ(幹ちゃんからのメッセンジャー44号)、3位 主催のユウ(けんちゃんからのAKIRA&けんちゃんシール)、4位 近所から書家のタキ(コンちゃんからのあぶらとりハンカチ)、5位 佐賀のリカ(みかんからのくまモンたわし)が負け抜いた。
コンちゃんは700年以上つづく山笠祭りではじめて全盲参加として歴史に名を刻んだ。
あらゆるチャレンジを恐れないコンちゃんは、歴史をつぎつぎに塗り替え、健常者たにも大きな勇気を与えていく。
スペシャル勇者大島さんに話してもらう。
貧しい境遇に生まれた大島さんはゴミ拾いからはじまり、つぎつぎにビジネスを成功させていた時、通り魔にいきなりガソリンをかけられ、生死をさまよう大火傷を負った。
全身ケロイド状態で仕事に復帰したあとも、社員たちから冷たい視線を浴びる。
大島さんは誰よりも早く出勤し、不自由な体で社長自らトイレ掃除をはじめる。
社員たちがつかうトイレをひとつひとつていねいに素手で洗う。
その姿に感動した社員たちがトイレ掃除を手伝いはじめ、会社自体が大きく変わっていく。
「人は誰も自分の問題集をもって生まれてくるんです。
その問題集の答えは自分が持っている。
私も問題集の意味がはじめはわからなかった。
でも通り魔にガソリンをかけられて火傷を負うという試練も私が用意したんです。
あの事件から15年経って警察から電話がかかってきました。
ついに犯人が捕まったのかと思うと、残念ながら犯罪時効の電話でした。
私を地獄に突き落とした犯人はもう無罪放免になったんですね。
私は犯人を許してるつもりでした。
でももし犯人を目の前にしたら恨みごとの一つも言いたくなるでしょう。
だから、見つからなくてよかったんです。
僕はあの事件のあと、必死で前向きに生きてきました。
しかし犯人はきっと後ろ向きに生きてきたのでしょう。
どっちが幸せですか？
私は裁判所に報告書を書き、犯人を許すと、担当の刑事さんに提出してきました。
そのとき刑事さんは胃がんになったので仕事をやめようと思うと言っていました。
先日その刑事さんからハガキがきて、犯人を許すという大島さんに感動しました。私、刑事を続けますと書かれていました。
それを読んで、やけどを負って良かった〜と思ったんです。
誰でも自分を不幸にした人や批判する苦手な人はいるでしょう。
でも問題集から逃げずに、向き合いましょう。
問題とは、自分の成長過程なんです。
AKIRAさんと2年ぶりの再会を祝う握手しました。
私の右手は右足の指が手に引越ししてきたんです。
私はみんなと握手がしたくて、火傷で溶けた親指を足から移植したんです。
私は犯人を殺したいくらい憎んだし、まだ完全に許せるかどうかわかりません。
でもその犯人によって、自分と運命を許すことを学んだんです」
きみこさんが平和の火の話をしてくれる。「福岡県星野村から出征した山本達雄さんは広島で被爆しました。
山本さんは叔父を殺した火を忘れまいと守り続けましたが、やがてそれは憎しみを許し、平和を祈る火に変わっていきます。
私がこの火を知ったのはAKIRAさんがきっかけです。
はじめこの火は山田バウさんが全国に分灯するようAKIRAさんにたのんだのですが、AKIRAさんはアイヌのレラさんとオーストラリアでアボリジニの儀式に参加するため断りました。
その時はまさか私がこの火を運ぶ役目をするようになるとは思いませんでした」
さまざまなドラマが本流に注ぎ込み、ひとつのうねりになって歓喜へと流れ込んでいく。
10.きらわれる勇気(ボーカル:みかん)
11.ソウルメイト
12.千年桜
13.Proud
14.家族
15.Happy Birthday(スタッフの調さん&多喜さんに捧ぐ)
16.MOVE!MOVE!MOVE!
17.なんくるないさ
18.えん
19.ありがとう
みかんは人間力のかたまりだ。
みかんが主催したAKIRAライブは即満員御礼で2日連続ライブも150人集めて、いつもキャンセル待ち状態である。
みかんのすごさは、「喜び」を徹底的に伝える。
AKIRAがすごいんじゃなく、「AKIRAライブでこんなに自分は楽しんだ」という「喜び」を伝える。
みかんの満面笑顔は主催者にとって最高の後押しになるだろう。
「なんくるないさ」でカチャーシー (沖縄手踊)をリードするのは琉球大学に行っていたユカリだ。
「Happy Birthday」でスタッフの調さん(しらべ)と多喜の誕生日を祝おう。
調さんは、法人向けの電話や監視カメラの営業マンをやっている。
今日7/16が誕生日で、名刺に勇者の石の歌詞をはり、youtubeのQRコードを印刷しスマホで見てと、それを配って歩いたら、聴いた方がファンになってAKIRAブログからCD送ってもらったそうだ。
調さんは15年前に借金地獄のどん底から、五日市さんのありがとうを実践したら、出会う人が変わってきた。
中村文昭さんや体内記憶の池川先生など、さまざまなイベントを支えてきた。
なんとAKIRAライブを調さんに伝えた書家の多喜さんも同じ誕生日だった！
もう「偶然」なんてこの世にないのよ。
すべてがわかりやすいシンボルを散りばめてメッセージを伝えてくれる。
あなたの自分を人生は綿密に計画されたライフレッスンだったってことを。
あなたの人生は完璧だ。
それを知ったらどんなに憎い相手も許せるだろう。
「許し」のライフレッスンは、今ここに用意されてる。
あなたがくぐってきた不幸の本質は「許し」にある。
他者と自分を許す。
そしてそれを許せない自分も許す。
他者を許した瞬間、あなたは自分を許すことに気づくだろう。
※ライブスケジュール
☆こちらのYouTubeでNHK「あさイチ」の「アジアに落ちる」紹介部分が見られます。
☆書籍版AKIRA名言&写真集「Will」(2500円)、電子書籍写真集(500円) 販売ページ。
☆AKIRA語録
☆AKIRAアルバム全曲解説
(曲名をクリックするとYouTubeに飛ぶようにしてあります)
☆AKIRA全書籍紹介
※著作ページ
※CDページ
※AKIRAライブの作り方
★ たくさんの自殺志願者を救ってきた「COTTON100%」がNHK日本の100冊に選ばれました。
★動画ページ 【 １．Shino Tanaka 】 【 ２．Toshi 】 【 ３．Mr.ピーン 】
★AKIRA歌ギターコードつき
☆AKIRA歌のれん分けプロジェクト
☆AKIRA歌のれん分けプロジェクト～楽譜・譜面共有～≪facebook page≫