生きることは感謝そのもの@岐阜県

4月20日(日)船戸クリニック 天音の里(あまねのさと)ライブ

夜ー池田町「ナマステ」ライブ&佐藤さんの誕生日

昨日の20周年記念感謝祭につづき、在宅リハビリセンターでのライブだ。

車椅子にのったお年寄りたちがたくさん聴きにきてくれる。

90年、80年を生きた人生の大先輩たちに会えるってとんでもない奇跡なんだぜ。

とくにこの年代の人たちは、人類史で類を見ない変化を乗り越えてきた唯一の生き証人だ。

戦争、原爆、アメリカの占領、焼け跡、高度成長、価値観や生活の欧米化、物質文明、核家族化、バブル経済、携帯電話とコンピューター社会、自殺者の増加、高齢化社会、高齢者の尊厳喪失、孤独死など、

オレたちのの想像を絶する激変を一人の人生で受け入れてきた勇者なのだ。

みんな、いい顔してるね！

1.ばあちゃんの手

2.生きてるだけで100点満点

3.千年桜

4.ストーリーテリング「笑いの神様」

5.ぬちどぅ宝

6.H(叡智)

7.勇者の石

8.佐藤さんの話

9.家族

10.ありがとう

11.Happy birthday

さて今日は2本だてだ。

3本連続ライブの主催はマコト。本当にきみはすごい！

ミワが切り盛りする岐阜のホームグラウンド「ナマステ」には、70人近い人が集まってくれた。

サポートミュージシャンは魂友中の魂友、アパッチ宮原だ。

あらゆる民族楽器を演奏するだけじゃなく、自分でつくってしまうアパッチは、なんとオレのサポート用だけのために何日もかけてオリジナル楽器をつくってきてくれた。

そこに障害者によるエンターテイメントを企てているタケがディジュリドゥーで場を清める。

1.ミタクオヤシン

2.耳をすましてごらん

3.Idiot

4.敗北じゃんけんワーク

5.ハイボクノウタ

6.ホメサピエンスワーク

7.Something great

8.勇者の石

9.まゆのストーリーテリング「エンジェルのドレス」

10.エンジェルのドレス

11.佐藤さんの話

12.PUZZLE

13.The profession

14.Hello my mom!

15.背中

16.家族

17.MOVE! MOVE! MOVE!

18.なんくるないさ

19.えん

20.ありがとう

21.Being you

「Something great」をシカゴ出身のセレスが発音レッスンしてくれる。

「TH」は歯の間から舌をだして発音する。

なんといっても今回の最高殊勲選手はまゆだ。

ビビりまくるまゆをむりやりステージにたたせ、「エンジェルのドレス」を朗読してもらう。

リハーサルではいっぱいダメだしされたが、そのあと2階の部屋にこもり、ひとりで特訓してきたまゆは、本番では別人になっていた。

まるで神様に乗り移られたかのように威厳と光をまとっていた。

会場は号泣し、みごと大仕事をやり遂げたまゆも号泣した。

まゆはついにアーティストデビューを果たした。

まゆは障害をもったゆいの母親として途轍もない試練を乗り越えてきた勇者である。

今までは人からさまざまな愛情をもらってきたが、今日からまゆは人に愛を伝えていく表現者になったのだ。

 

休憩なしの3時間におよぶライブが終わった。

誰もが満面の笑顔で手をつないでいる。

魂がコインランドリーに放りこまれ、まっさらに洗濯され、本当の自分と出会う至福の体験だ。

さてさて今日のメインイベントは、これからなのよ。

佐藤さん48歳のバースデイだ。

船戸クリニックのたかし院長がケーキをとどけてくれる。

夜もまた往診だというのに、人を思いやる無条件の愛の人だ。

佐藤さんはのりちゃんというパートナーを得、生涯で最高の誕生日を迎えた。

※大垣市グルメ情報

市役所近くにある老舗そば屋「酒井亭」はにしんそばが有名だ。

やわらかいニシンと香り高いだしのハーモニーは絶妙だった。

http://tabelog.com/gifu/A2101/A210104/21001115/

※ライブスケジュール
※幻冬舎文庫「COTTON 100%」発売記念ＡＫＩＲＡ絵画販売中（No1.2.3.5.8が売れたので残り5点早い者勝ち）
※著作ページ
※CDページ
※AKIRAライブの作り方