かっこちゃんから宮ぷーのメールが送られてきた。
「きのうはあきらさんに来ていただき、歌を歌っていただいてありがたかったです。感激しました。中でもギフトという曲が印象に残っています。(絵本の「笑いの神様」では)難病なのに、笑うことに一筋の光を見いだしてついには病そのものを克服していく姿が感動的でした。どうかお元気でたくさんの方を僕がそうであるように力付けてください。」
むっちゃうれしーねー。
体を動かしたり、顔の表情が作れなくても、心はこんな豊かに感じている。
事務的なや役人さんでも、会社に縛られるサラリーマンでも、心のなかはみんな豊かに活動している。
だから姿や形を透かして、その奥にある心と対話することだ。
自然農法をやっている廣たちが今日の会場を決めてくれた。
UFO博物館の異名をとる「「宇宙科学博物館コスモアイル羽咋」だ。
本物のレッドストーンロケットがそびえ立つ庭から円盤型の建物をはいると、信じられないものばかり展示してある。
NASAの月面車、旧ソ連の「ルナ24号」月面着陸船、ボイジャー探査機に積み込まれた地球外生命体へのメッセージレコード原盤など、どれもが本物だ。
この奇跡のコレクションを集めてきたのが羽咋市市役所職員、高野誠鮮(じょうせん)さんだ。
たとえばNASAに月面車を借りる時、通常契約は1年単位なのに、
「香港も100年借りられたのだから、お願いします」と100年契約を結んでしまったのである。
羽咋市はUFOが多く目撃されていることから「UFOで町おこし」してしまった。
町のお土産屋やカフェでは、UFOラーメン、UFOもなか、UFOパフェ、UFOかまぼこ、宇宙人パン、円盤ぎょうざなどが売られている。
羽咋駅前の彫刻も日本珍風景に選ばれている。
今日のライブ会場はUFOを模した円形劇場である。
主催の廣たちや田谷船長や仲間たちの努力で100人もの観客が集まってくれた。
富山や福井、岐阜や愛知からも仲間がかけつけてくれる。
共催の芝兄貴も鹿児島から飛行機できて司会をやってくれる。
「このUFO博物館にちなみまして、愛知からぴったりなゲストがやってきてくれました。UFOに6回誘拐されたコバシャールさんです!」
オレはたまたまオペラを見に来た友人コバシャールをいきなり連れ出してしまった。
コバシャールは、小林という名前で宇宙人「バシャールの言葉」を伝える講演などをしているので、通称コバシャールと呼ばれている。
コバシャールの不思議体験に会場が沸く。
「このように世の中には予測できないことがたくさんあります。これからはじまるオペラの主人公佐藤誠司の人生もそうです」
佐藤誠司セルフストーリーオペラ「そらのやくそく」
1、Shining soul
第一章 暴力の時代
2、愛を知らないこどもたち
第二章 感電事故
3、勇者の石
第三章 奇跡の生還
4、ハイボクノウタ
第四章 ドクターにもらった命
5、H(叡智)
第五章 俺を愛してくれた人
6、心がくしゃみをした朝
第六章 仲間との出会い
7、PUZZLE
第七章 家族
8、家族
第八章 世の中の壁
9、ウレシパモシリ
第九章 約束
10、そらのやくそく
11、MOVE! MOVE! MOVE! (アンコール)
12.なんくるないさ (アンコール)
13.Happy wedding(まこ、廣&ゆか)
14.ありがとう (アンコール)
今までで最高の佐藤オペラだった。
佐藤さんの演技を超えた存在感に観客は揺すぶられ、自分を省みる。
「もし自分が大火傷をしたら、佐藤さんのように人前に出られるのだろうか?」
「自分は今まで本気で生きてきたのだろうか?」
「自分は五体満足で今生きているじゃないか。だったらこの喜びを人に伝えていこう!」
最後は子供から老人まで手をつなぎ、巨大な聖なる輪メディスンサークルをつくる。
円形劇場の外周にぴったりな人数にも驚いた。
今オレたちが経験している時間は宇宙に発信され、未来を変えていく。
ひとりひとりの思いが、行動が、笑顔が、宇宙を変えていくんだ。
※ライブスケジュール
※幻冬舎文庫「COTTON 100%」発売記念AKIRA絵画販売中(No1.2.3.5.8が売れたので残り5点早い者勝ち)
※著作ページ
※CDページ
※AKIRAライブの作り方