一昨日、鯖江商工会議所にて開催された、
近畿経済産業局と鯖江地区商店街連合会役員との、
意見交換会に出席しました。
近畿経済産業局からは、産業部次長の森口悦光氏、
産業部流通・サービス産業課課長補佐の安田良氏が来鯖。
お二人には意見交換会の前に、鯖江地区商店街の現地状況も、
視察していただきました。
全国と同様に鯖江の商店街でも、大型店との競合、
インターネット通販の普及拡大など購買スタイルの変化、
先の見えない景気の低迷などによる経営不振、
そして後継者不足などによる、廃業も少なくなく、
加盟店の減少、
また、整備後、数十年が経過した、アーケードや、
共同型の店舗などハードの老朽化が進む商店街では、
維持管理、または再整備に必要な経費をどうするか、
商店街の存続・維持そのものも大きな課題。
一つ一つのお店は、多少の温度差はあれ、
工夫し個店の魅力を高める努力をされていますが、
老朽化ハードの改築再整備等には、
多大な経費が予想される中、
単独の商店街だけでは対応しきれないのが現状。
鯖江地区では、7つの商店街を、
一つの商店街組織としてまとめ、
一本化して各種課題に取り組む方向性についても、
継続して議論されています。
また、おかみさん会による「まちゼミ」開催などの事業にも、
積極的に取り組んでいます。
意見交換会では、地域商店街の現状・課題について、
国の支援方針、施策・メニューについての説明質疑など。
経済局のお二人には、丁寧にご説明を頂きました。
また、即答できないものに関しても、
後日の報告をお約束頂けるなど、
大変真摯なご対応を頂き感謝しています。
先の見えない景気の低迷が続いており、
これからの商店街の活性化は大きな課題、
商店街の在り方そのものの議論にもなっていますが、
超高齢化社会、多様化するニーズ、買い物弱者の増加、
脱クルマ社会、コミュニティで果たすべき商店街の役割、
ご近所のお店屋さん、商店街は、やはり、必要だと思います。
難しい課題ですが、継続して取り組んでまいります。
大変お忙しい中、来鯖、意見交換会にご出席いただきました、
近畿経済局の皆様、誠にありがとうございました。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。