一昨日、越前市福祉健康センターで行われた、
「新しい公共」と、
「コミュニティビジネス」についての講座を受講しました。
この講座は、鯖江市と越前市における、
ＮＰＯ活動、市民活動の支援団体である、
ＮＰＯ法人さばえＮＰＯサポート、ＮＰＯえちぜんの主催。
講師に、日本ＮＰＯセンター 企画部主任 新田英理子氏、
そして、福井県中小企業団体中央会 堀井真理生氏、
をお迎えして行われました。
「新しい公共」については、
概念、全国的な流れと地方のＮＰＯの動き、
そして、これからのＮＰＯの役割について
「コミュニティビジネス」については、
概論、全国でのコミュニティビジネス事業事例紹介、
そして、実際にワークシートを使っての事業計画書づくりなど、
新しく活動を始めたい、また、改めて学んでいきたい方々への、
入門編・基礎的な、しかし、
それゆえに、大変本質的な内容でした。
鯖江市においては、
平成１５年に施行された「市民活動によるまちづくり推進条例」
そして、平成２２年に施行された「市民主役条例」など、
新しい公共の概念による、まちづくりに、
官民共同の中で精力的に取り組んでいます。
また、それらを具現化するものの一つとして、
協働パイロット事業によるコミュニティカフェ事業、
提案型市民主役事業化制度による取り組みなど、
市民と行政が手を携えての、
国に先駆け、地方である鯖江から発信しているものだと考えます。
今回受講して、改めて、
新しい公共・コミュニティビジネスの基本を学び、
また、最近の国内の事業事例等もお伺いして、
大変貴重な時間でした。
そして、新しい公共の担い手として、
またはコミュニティビジネスを起業して、
活動したい、活動されている方々が、
今回は多く受講されていたように思います。
新しい公共推進のため、
そういった方たちを支援する取り組みとしての、
今回の講座の企画運営についても、
意義深いものと感じています。
今回大変お世話になりました皆様、
誠にありがとうございました。