先日、お客様から入院給付金のご請求をいただきました。
その際、以下のようなお電話をいただいたのでビックリしました。
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軽い脳梗塞で入院した。
具合が悪かったので、自分で病院に行った。
医師は風邪といった。
しかし、自分で「脳梗塞」だと思うと医師に訴えた。
手に痺れがあったので。
それで本当に脳梗塞だった。
薬で詰まっている部分を溶かしたので、後遺症はまったくない。
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実際、言語障害などの後遺症もまったくありませんでした。
医療従事者でもないのに、自分で脳梗塞の可能性を医師に強く主張するなんてすごいですね。
入院給付金は無事にお支払いすることができました。
脳梗塞について、以下に情報を明記しておきます。
とにかく少しでも予兆があればすぐに病院にいってください。
早期発見、早期対処が最も重要です。
● 脳卒中の早期発見のポイント
先日、このようなテーマである保険会社から情報提供がありました。
脳卒中は死亡率、罹患率が高い三大疾病の1つ。
一命をとりとめても、その後、寝たきりなどの深刻な後遺症が残ってしまうケースがあります。
ここでは、脳卒中のうちもっとも多い脳梗塞に対し、早期発見を促すポイントを述べています。
脳梗塞の治療には、t-PA治療(経静脈的血栓溶解療法) が有効とされていますが、この治療を実施できた患者さんは、脳梗塞の全患者さんの2%にすぎないそうです。
なぜかというとt-PA治療(経静脈的血栓溶解療法) は発症3時間以内に実施する必要があり、発症から3時間以内に治療を実施できるケースが少ないからなんですね。
なので、適切で有効な治療を施すためには、早期発見が最大のポイントなのです。
アメリカでは早期発見のポイントとして、「Act FAST」という合言葉でキャンペーンが展開されているそうです。
脳梗塞早期発見のポイント「FAST」
(フェイス)
=笑うと顔のゆがみが強調される。
⇒顔面の麻痺が分かる。
(アーム)
=両腕を前に上げると片方が下がってしまう。
⇒半身の麻痺が分かる。
(スピーチ)
=短い文章をスムースに話したり、繰り返すことができない。
(タイム)
=異常を発見したら、時間を置かずに救急車を呼ぶ。
本人ではなかなか気づかないでしょうから、微妙な変化を家族が気づいてあげることが何よりも大切ですね。
健康が第一。
今日もいい日になりますように。
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