先日、都内の経営者のお客様を訪問しました。
8年ほど前に保険のご契約をいただいたお客様です。
その加入時の医師の診査で、太りすぎと血圧値が高いという理由で割増条件付契約 となっていました。
保険料は通常の2倍です。
相当割高です。
しかしその当時、保険に加入していなかったことと、経営上の責任から保障が必要だったため割増条件を承諾していただき現在までご継続いただいています。
加入から8年。
もしも体重も落ち、血圧をはじめとする健康状態が良化していれば、再度保険見直しを考え診査のうえ、2倍の保険料が標準の保険料となる可能性もあると思って訪問したのでした。
保険料が大幅に削減できる可能性があると思ったからです。
結果は。
高血圧や太りすぎの合併症と思われる他の疾患に新たに罹患されていて以前よりも保険加入の条件は厳しくなっていました。
非常に残念ですし心配です。
まぁ一般的には大したことはないのですが、保険加入の診査においては厳しくみられる疾患です。
したがって、引き続き今までの割増条件付の保険をご継続いただくことになりました。
また数年経って、健康状態をみて明らかに良化しているようであれば将来的にはまた見直し診査をご検討されてもよいと思いますが、現状では今の保険を継続するしか選択の余地がありません。
この件で私が感じたこと。
それは、
「保険会社の査定は一定の信憑性がある」
ということです。
加入時のリスクをみて保険料を割増したわけですが、そのリスクが今回の場合には的中しているわけです。
結果として加入時よりも健康状態が悪化しているので。
保険会社としては2倍の保険料を預かることが、他の多くの健康上のリスクのないお客様との公平性を図るうえで適正だったといえます。
まぁこれがすべてではないですが。
つまり、
保険に加入する際に、割増条件などの条件が付いた場合には、将来の健康上のリスクが高いとお客様ご自身が強く認識して、加入後の生活習慣など健康に十分に留意することが大切なのです。
「多少保険料が高くなっても加入できたからいいや!これからもガンガン食って飲むぞ!」
ではなく、
「保険料が高くなったのは将来の健康リスクが高いということ。これからはタバコも辞め、お酒も控え、規則正しい生活をしよう!」
こんな感じです(そんなこと簡単にできないことは分かっていながら書いてます)。
特に経営者の方は、ご自身のご家族はもちろん、社員とその家族も守っていかなくてはいけない大切な体ですからね。
気をつけてくださいね。
応援クリックはコチラ↓
にほんブログ村