保険契約の更新とは?(生命保険の基本的な仕組み) | 保険日記

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生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

「今さら、そんな分かりきっていることを!」


と怒らないでくださいね。


先日、お会いした30代の会社員のお客様。


生命保険のご相談を受け、現状分析をするために現在加入中の保険証券を拝見しました。


2年前に加入している保険で、ベースの終身保険に定期保険特約が付加されている保険でした。


以下のような感じです。


主契約 終身保険 150万円 払込期間65歳


特約① 定期保険特約 2,850万円 保障期間10年


特約② 医療保険特約 日額5,000円 保障期間10年


特約①②は加入から10年後に更新時期がきます。


現状の保障を継続する場合には、加入時よりも10歳年齢が上がっているので保険料は上がります。


同じ内容で10年ごとに更新を続けていくとそのたびに保険料は上がっていきますよね。


当初の保険料が15,000円でも更新のたびに25,000円、45,000円という風に保険料が上がります。


これを確認の意味でお客様に説明すると、


「加入した保険屋さんから聞いていない。ずっと同じ保険料ではないんですか!」


とのこと。


保険のイロハともいうべき超基本的な保険の仕組みですので、みなさまももう一度ご確認してくださいね。


【生命保険の更新とは】


①10年、15年など一定期間を保障する保険のうち、定期保険や医療保険などには、「更新型」というタイプがあります。


②更新とは、保険期間の終了後も健康状態に関係なく原則としてこれまでと同じ保障内容・保障額・保障期間(ただし、所定の限度あり)で契約が継続される制度です。


更新の際、更新時の年齢、保険料率によって保険料が再計算されるので、保険料は通常更新前よりも高くなります。


④契約者から申し出がなければ自動更新となりますので、更新を希望しない場合は申し出る必要があります。
※生命保険会社の取扱範囲内で保険金額を減額して更新することもできます。


⑤更新には80歳になるまでなどの限度がありますが、生命保険会社や商品により異なりますので、いつまで継続できるのか確認しておくことが大切です。


詳細はコチラ⇒生命保険文化センター


更新型が悪いと言っているのではありません。


ただ生命保険は健康でないと新たな保険への見直しもできない場合があるものです。


まずはご自身の保険の契約内容がどのようになっているのかを把握することが大切ですね。



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