最近では「先進医療」という言葉がだいぶ浸透してきましたね。
保険会社のテレビCMも啓蒙に貢献しているといえるでしょう。
先進医療とは簡単にいえば「最先端の医療技術」のことですが、詳細は以下の過去の記事をご参照ください。
⇒ 先進医療とは?
さて、今日は、先進医療のなかでも特にガン治療に関する代表的な治療について取り上げてみたいと思います。
最近では各保険会社が「先進医療の治療費を保障する」というガン保険を積極的に販売しています。
ご自身のガン保険がどのような保障になっているかも確認しながらご覧になってください。
【先進医療によるガン治療状況と技術料】
①陽子線治療
年間実施人数:821人 平均費用:約276万円
②重粒子線治療
年間実施人数:779人 平均費用:約302万円
先進医療の例(平成20年7月1日~平成21年6月30日)
平成22年1月14日厚生労働省「第45回先進医療専門家会議資料」による。
⇒治療費は全額自己負担となります(健康保険の対象外)
⇒ガン保険に先進医療保障が付加されている場合には、上記の治療費の実費相当額が保険から支払われます。
⇒各保険会社が競って先進医療保障を付加したガン保険を開発しているため、ガン先進医療を受診される人数は今後ますます増加していくことが予想されます。
【ガンの先進医療を受けられる病院】
■ 陽子線治療
千葉県 | 国立がんセンター東病院 |
兵庫県 | 兵庫県立粒子線医療センター |
静岡県 | 静岡県立静岡がんセンター |
茨城県 | 筑波大学附属病院 |
福島県 | 財団法人 脳神経疾患研究所附属南東北がん陽子線治療センター |
■ 重粒子線治療
千葉県 | 独立行政法人放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院 |
兵庫県 | 兵庫県立粒子線医療センター |
群馬県 | 国立大学法人群馬大学医学部附属病院 |
平成22年10月1日現在
詳細は、先進医療を実施している医療機関の一覧(厚生労働省) をご参照ください。
ガンは治せる病気に変わりつつあります。
もし罹患した場合に大切なことは以下の3点です。
①良い病院を選ぶこと。
②良い医師を選ぶこと。
③良い保険に加入していること。
私の記事が1人でも多くの方のお役に立てば何よりと思っています。
ご参考にしてください。
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