保険会社による査定基準の違い | 保険日記

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生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

先日、ご契約いただいた40代の女性のお客様ですが、既往症がありました。


諸々の制約条件があったので2社の保険会社を選択し同時に医師診査を実施したところ、2社の保険会社で保険の引き受け基準に非常に大きな差が生じました。


事例を挙げると以下の通りになります。


● 被保険者 40代女性

● 既往症 8年半前に子宮頚ガン、子宮全摘術を経て7年半前に完治

  (最後に病院にいったのが7年半前ということ)


● 各社の査定結果


【A社】

・ 死亡保障 2年間の保険金削減条件付契約

・ 医療保障 標準の保険料の8割増での割増条件付(保険料は通常の1.8倍)


【B社】

・ 死亡保障 非喫煙者割引料率(通常の保険料の3割減)

・ 医療保障 無条件引き受け


いかがでしょうか。


圧倒的にB社の方が有利な条件で契約できることになりました。


私もお客様もこの両社による査定基準の違いについては驚いています。


健康状態に不安のある方が保険加入を検討する場合には、やはり複数の保険会社の査定を受けてみることが重要であることを証明している事案といえるでしょう。


また過去に保険加入をしようとしたにもかかわらず健康状態を理由に加入できなかった方などは、おきらめずに他の保険会社で再度査定を実施してもらえば、思いのほか問題なく加入できることもあるかもしれません。


ご参考にしてください。


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