解約のタイミング | 保険日記

保険日記

生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

普通のモノであれば、お金を支払えば欲しいモノはほとんど買うことができますよね。


しかし生命保険は加入したい、つまり一般のモノに例えれば「欲しい」と思っても健康状態によって加入できないこともあります。

これは生命保険が他の多くのモノと違う性質を持っているという代表的なことであるといえるでしょう。


現在加入中の保険を見直し新たな保険に加入する場合に最も気を付けなければいけないことは、既存契約を解約するタイミングです。


体況上の診査をクリアし新しい保険について加入手続きをして契約が成立したことを確認してから、既存契約を解約することが重要です。


手順としては、


①見直しプランの決定

②新規保険の申込み手続き(申込み、診査、保険料支払い)

③新規保険の契約成立

④既存契約の解約


このようになります。


もし既存契約を先に解約してしまった場合、①新規の保険に体況上の問題で加入できない可能性があること(この場合、無保険になってしまいます)、②新規の保険の効力が発生するまでの間、保障の空白期間が生じてしまうこと(空白期間中に不測の事態があっても保障されません)、というお客様にとっては大きなリスクを抱えてしまうことになります。


いい保険会社の営業者や保険代理店とめぐり合うことができて、見直し提案も気に入ってご自身にとって納得のいく保険加入ができそうな場合でも、既存契約の解約のタイミングを誤ってしまうと思わぬ事態が生じる可能性があります。


保険の見直しにおいては、保障内容などもちろん既存契約の解約のタイミングにも気を付けて手続きを進めていくことが大切です。




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