先日お会いした30代のお客様ですが、数年前に体調を崩されたとのこと。
保険に加入する場合には、条件がつく可能性があることをあらかじめご説明させていただきました。
2月のブログにも書きましたが、条件付契約の1つに「特定部位不担保」という契約形態があります。
http://ameblo.jp/aki-rom/entry-10469336120.html
これは、体の特定の部位については担保しない(保障されない)という契約です。
過去、または現在治療中といった場合、このような条件がつくことがありますが、どの部位に条件がつくかは細かく細分化されています。
分類が多いのですべてを書きだすことはできませんが、1例を示すと以下のようになります。
● 甲状腺
● 食道
● 胃および十二指腸
● 小腸および大腸
● 肝臓、胆のう
● 膵臓
● 腎臓
● 子宮
● 卵巣および卵管
● 乳房(乳腺を含む)
● 異常分娩、異常妊娠
など
この特定部位不担保の条件がついた場合、特定の部位についてはある一定期間、保障されません。例えば胃に部位不担保の条件がついていれば加入後に胃潰瘍で入院しても入院給付金や手術給付金は支払われないということになります。
しかし条件が付いた部位以外は保障されるので、加入のメリットはある場合が多いのだと思います。
また条件がつく期間は、健康状態によって、保険加入から2年、5年、など一定期間が過ぎると条件は消える場合、または契約期間中すべての期間で条件は消えない場合などさまざまなケースがあります。
尚、査定条件は保険会社各社で若干異なります。過去に保険を申込み、健康状態を理由に加入できなかった方でも他の保険会社で再度申込みをした場合に条件付契約等で加入できる可能性もあります。
過去に保険に加入できなかった経験がある方は、他の保険会社で加入を再トライしてみてもいいかもしれません。
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