- 知っておきたいイギリス文学/青木 和夫
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簡単に言いますと、イギリス文学のあらすじ・解説集です。
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こういう本はたくさん出ていますよね。全体的にあっさりした印象で、ひとつの作品のボリュームは少なめ。
それなのに、上手くまとまっていると思います。
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特筆すべきだと思うのが・・・・・この、可愛さ(=´∇`=)
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ころん♪ とした感じの可愛さなのです! 本に「ころんとした」という表現はおかしい。でも、この表現が最適だと思ってしまう、この何ともいえない感じ。手にとっていただけたら言わんとしていることが分かってくださるはずです。
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軽い!
軽いんですよ!
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変わった表紙ですよね。その素材もつるつるっとしていて、ちょっと変わっています。
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この本は『名作あらすじ事典―西洋文学編』のイギリス文学部分を増補して、独立させたものです。
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収録されている文学作品は、『ベーオウルフ』から『ハリー・ポッター・シリーズ』までの50作品。
そのうち読んでいる作品は28作品でした。
・・・・・・微妙。
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シェイクスピア作品以前のもので載っているものは読んでたから、良しとしよう(´・ω・`)
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これを読む前から読むつもりだったのは、
『トム・ジョウンズ』とか『不思議の国のアリス』、『シャーロック・ホームズの冒険』あたりでしょうか。
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リチャードソンの『パメラ』は、読もうとしたけど途中でやめちゃったんですよね。
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これを読んで、フィールディングの『シャミラ』を読みたかったのだけれど。
書簡体文学だから読みにくい? というのもあるのかなー。
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いや、それよりも、訳が古めというのが大きい気がするんです。
確か筑摩の世界文学大系にしかないはず?だし。
ちくま文庫とかになれば、読む人増えそうなのになー と勝手に思っています。
驚いたのがアントニー・バージェスの『時計じかけのオレンジ 』について。
この作品は本当にスゴイと思っています。
結末が二通りある・・・・というのは知ってました。
スタンリー・キューブリックの映画はアメリカ版で、最終章が削除されているものです。
最終章を削るようにというアメリカの出版社の要求を聞き入れたのは、お金のためだったのだそう・・・・・!
というのも、この小説はバージェスが余命わずかであると医者に誤診されて、妻に印税を残すために書いた作品のひとつだったようなのです。
どんな気持ちで最終章なんていちばん削りたくない部分を削ったんでしょうね・・・・・。
私は最終章があるほうが好きだなぁ。
そして、バージェスって・・・私は『時計じかけのオレンジ』の著者、としか知らなかったんですが(他の作品を全く知らないです。でも、多作の小説家なんだろう)
文芸評論家としても知られていて、ジェイムズ・ジョイスの入門書も残しているのだとか。へえー!
やっぱり読みたいなぁぁ・・・・・・と思ったのが、
ジョン・ファウルズの『コレクター』
- コレクター (上) (白水Uブックス (60))/ジョン・ファウルズ
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上巻はふつうに売られているみたいなのに、下巻は絶版、というよくわからないこの翻訳。
蝶の収集が好きな青年が、今度は女性を誘拐し・・・・・という感じのストーリー。
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ゼミ担任の影響で、気になってはいた作品です。
この本読んで、やっぱり読みたくなりました。
- 碾臼 (河出文庫 501A)/M.ドラブル
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こちらもゼミ担任の影響で読みたいなーと思っていた、マーガレット・ドラブルの『碾き臼』。
ちょうど同じタイミングで仲良くしていただいているブロガーさんがこれに言及されていて、
思わずなんというタイミング!と笑ってしまいました。
ヒロインは英文学で博士論文を執筆中なんですよね。
本当に、こういう設定が多くなってきたなぁと感じます。
そして研究者の卵の卵である院生の自分にとっては、この設定に思わず反応してしまう・・・・・
ほんとだ、知らなかったけど これ小野寺健さんの翻訳だったのですね。
こういうストーリーは好きなんだよなぁ。
『真夜中の子供たち』はパスでお願いします。
歴代ブッカー賞受賞作の中から最優秀作品に選ばれたけど、
どぉぉしても受け付けません。
院試の勉強していた際にマジック・リアリズムが出てきて、その代表作ともいえるこれを読もうとしたけど
挫折
バイアットの『抱擁』も、院試の勉強していた時にレズビアン文学が出てきて、それで初めて知った作品でした。
映画は観ました。これも研究者の卵の卵にはたまらない内容。
専門とは全く異なるから読まないといけない本、ではないけど
ぜひとも読みたい本が受験勉強しながら出てくる・・・・というのが幸せなことだなーと感じます (*^^*)
うん、やっぱ、原作読もうかな。
- 知っておきたいフランス文学/小野 潮
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フランス文学とアメリカ文学のもあるので、読むつもりです☆
でもなんでロシア文学がないのよー。
- 知っておきたいアメリカ文学/丹治 めぐみ
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