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衣食住・シリーズ第1弾★
衣服は心のデザイナー
服装は自己の顕われか、それとも仮面か?
衣裳と小説の親密な関係を読み解く。
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もともと服飾史とか好きです。
専門?が結構こちら系だったりもします。
その際結構調べたからか・・・・・うーん、全体的に↓のほうが面白かったです。
いや、面白いことは面白いけど、断然食のほうが。。。
- “食”で読むイギリス小説―欲望の変容/安達 まみ
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以前こちら でレビュー書いています。
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衣裳をしっかりと?文学作品で描くようになったのって、ヴィクトリア朝少し前~くらいから・・・・ですよね?
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当然、小説というジャンルが生まれる前の叙事詩や戯曲では
そんな詳しく衣服を描写しませんし・・・・
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ヴィクトリア朝前後に偏るのは仕方ないことではあると思うけど、
やっぱりそのくらいの時代のものだと「うんうん、どっかで読んだことあるー」と既に知っているようなものが多くて
楽しみ半減?みたいなところはありました。
でも一番服飾が面白い時期ってやっぱりこの時期ですよね
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と言いつつも、現代イギリス小説まで網羅されているのがスゴイ!
現代小説での衣裳の使われ方、というのも勉強になりますし
やっぱり先行研究は少ないだろうから読む機会も少ないし
その時点で面白いのです
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「ヴィクトリア時代の下着革命 女性の身体意識の変容」では
なぁーーんと、ブリジット・ジョーンズの登場です!
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ブロガーさんの中でブリジット・ファンやオースティン・ファンは多いですし
すぐ気付かれるかな?
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ヘレン・フィールディングの『ブリジット・ジョーンズの日記』の中で、どのパンティを履くべきか迷っている箇所、あそこです。
映画化にも入ってましたよね。
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あそこと!
なんと、『ジェイン・エア』の比較から入っていくっていう!
これ、凄いぞ!
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「<セクシュアリティ>を身にまとう ハーディの後期作品とヌード画」は、
個人的にはハーディ作品に絞ったほうが読みやすかったかな・・・・・?
という気がしますが、これまた面白かったー!
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『テス』でレポート書いたことがあって、これだけは読んでいたけれど
ハーディってこれしか読んでいません。
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『テス』の中の印象的なシーンの一つに
テスと女たち+エンジェルの水溜り渡っちゃうシーンが挙げられると思います。
そこは覚えているんだけれど、筆者はスカートの中で飛び交う昆虫たちに着目しています。
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そこにくるかぁ・・・・・!
というのも勿論あるのですが、
そ、そんなシーンあったっけヽ(;´ω`)ノ覚えてない・・・・
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特に面白いと感じたのは
「衣服と宝石と脚と 衣装物語としての『オーランドー』」
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私はものすごく意識の流れのようなのが苦手なので、
ヴァージニア・ウルフもとても苦手なのですが・・・・・・・嫌い等では決してなく、むしろ崇めています。
『オーランドー』は未読だし、読むつもりでいました。映画も観たくて。
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この論文?は既読後に読んでみたいなぁ。
未読でも面白かったですよー!
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オーランドーを服飾の観点からみる研究はきっと多いんだろうと思いますが・・・・きっと一味違うんでしょうね。
結論は「『オーランドー』は衣服とエメラルドと真珠と足とか織り成す衣装物語である」となっていました。
こういう文章って読みやすく分かりやすいし、好き。
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ちょっと↑を覚えているうちに
- オーランドー (ちくま文庫)/ヴァージニア ウルフ
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読んでおこうかなぁ。もちろん筑摩の予定です。
最近のちくま文庫っていいよね!!
最近の海外文学系の新潮とかいまいちになってきた気が~・・・
他に読んでおきたい&初めて知った!のがこちら★
- 魔女と呼ばれて (集英社文庫)/フェイ・ウェルドン
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・・・・・・・・・表紙いまいちですね。
やっぱり表紙って大事だと思うんですよ、買わなくても、借りるだけなのに
表紙のよさで選んでたりしますし。
この作家初耳なんですが、
「奇想天外な設定では」アンジェラ・カーターと双璧をなす作家だそう。
夫と愛人への復讐をする、主婦の物語・・・・・・だそうだけれど
その主婦っていうのが、「ノッポ」で「ブス」。
4年もかかる全身整形をして(しかもモルヒネ打ちながら!)
小柄でグラマラスな女へと変身するのだが・・・という話らしく、ちょっと惹かれています。
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因みに、メリル・ストリープが全身整形後を演じているらしいです!
メリル・ストリープ若いし!
なんかすっごく美人だし!Σ(゚д゚;)
ちょっとDVD探してみよう!
- 「インテリア」で読むイギリス小説―室内空間の変容/久守 和子
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引き続き、このインテリアにまいります(*^^*)
完全に自分の備忘録化していますねー
興味ない方は本当に興味ないと思いますので、読み飛ばしてください