- 注：語ります！かなり長いです！パソコンからのほうが良いかもです。
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ブルーレイがやってきました！
記念すべき初ブルーレイはこちらになりました・・・・・♪
もちろん意図的です！
大きめツタヤとかには置いてあるんだけれど、ＤＶＤがなかなかないんですよ。
だから観たくても観られなくて～・・・・
ケネス･ブラナー監督作品で、ケネス･ブラナーがハムレットを演じている映画です。
４時間という長さ、台詞カットなし、原作にかなり忠実・・・・・しかも監督主演があのケネス･ブラナー！
期待するなってほうが無理ですよ。
ただし、オフィーリア役がケイト･ウィンスレット。
ケイト･ウィンスレットねぇ・・・・・
いや、好きな女優さんではあるのですが、イメージが明らか違う。違う違う。
と、期待しているんだか、していないのかよく分からないテンションで観ました。
『ある晴れた日に』でも、ケイトはちーがーう～～って言ってましたね・・・・私。
結論。
ケイトさんごめんなさい。
想像を絶する素晴らしさでした・・・・・・！
確かに（私としては）オフィーリアのイメージではない！のですけれど
あまりに上手くて、なんかもうそんなのどーでもいい！
ケイト･ウィンスレットの演技に泣けました。
ケネス･ブラナーに負けてないってのが素晴らしいよ！！！
ケネス･ブラナーは言うまでもなく、素晴らしかったです。
「ローレンス･オリヴィエの再来」
まさしく、そうなんじゃないかな、と思います。
世界の誇りですよ、なんという名優！
こんな素晴らしい俳優さんと、まさに同時代生きてるってこと自体が誇りですよ！
と言いたいくらいです。（興奮）
っていうか、こんな凄すぎる俳優＆監督が
『ハリー･ポッターと秘密の部屋』でロックハートみたいなの演じてるのがスゴイよ・・・・・！
しかもはまり役に見えません？あれ。ハリー･ポッターシリーズ映画では秘密の部屋がダントツで一番好きです。
話を戻して、この映画の舞台は中世ではなく19世紀のデンマーク王国。
でも殆ど違和感はありません。
時間は先ほども記したよう、約４時間。インターミッションは２時間半で・・・・
だったので、映画館で観られた方は大変かなぁという印象がありますが
こんな映画だったら、５時間でも６時間でも観たい！
この映画の特徴としては、
ハムレットはオフィーリアを確かに愛していたという解釈になっていることかな、と思います。
因みに先行研究の割合ですと、愛していたが７割、愛していなかったが３割くらいだそうです。
更に言うと、小田島雄志さんは「ハムレット自身にも分からなかったのだろう」というお考え。
ちょっとそれはずるいかな、という気もしないでもないけど、私も今時点ではそれに近いかな・・・・？
そしてハムレットとオフィーリアには肉体関係があることになっていました。
だからこそ・・・・・オフィーリアがあまりにも不憫でなりません。
ケイト･ウィンスレットの迫真の演技を観ていると、もぅ・・・・・（涙）
オフィーリアから見た派生作品がもっとあっても良いでしょうね。
ジェレミー･トラフォードのはちょっと無理やりすぎるし。
とにかく、ケイト･ウィンスレットは「ああ、あの『タイタニック』の女優さんでしょ？」
では可哀相すぎる気がしました。
生気のあるオフィーリアを初めて観た気がします。
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このローレンス･オリヴィエの『ハムレット』も、かなり好きですけれど・・・・・・・
ケネス･ブラナーのもかなりのもの。
こちらはモノクロの良さが滲み出ていました。
映画レビューはこちら から。
こっちのほうがいいな、と思ったのは第２幕第１場。
オフィーリアが父ボローニアスにハムレットが狂ったと伝えにくる場面ですね。
原作ではオフィーリアの口からハムレットの様子が伝えられるのですが・・・
オリヴィエ版のはハムレットが映し出されます。
額に手を当てて、ゆっくりと後ろに下がりながら・・・・オフィーリアの姿をじっと見て。
あの目が凄いんですよね。
一方、ブラナー版のはオフィーリアの口で告げられていて
うーん、ここはオリヴィエ版のほうが好きかなー？
私はシェイクスピアは大好きだけれど、文学のモナリザとも呼ばれる最高傑作・・・・である『ハムレット』がいまいち好きではありませんでした。
なんで？と聞かれても、分からないけれど・・・・
四大悲劇の好きな順だと間違いなく最下位。
ベストセラーなんて興味ないわ、というような捻くれ者だからかもしれません。
でも、このケネス･ブラナーの『ハムレット』を観て・・・
わたし、好きかも！いや、好きだわ！！！！！(´∀｀)
となりました。
ありがとう、ケネス･ブラナー！
これは今年のベストムービーに入ること間違いないです。
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メル･ギブソンのこれも観るつもりです。
大通りツタヤにはあったはず。道内最大だし・・・・☆
まあ・・・・・あんまり期待せずに観よう。
ローレンス･オリヴィエとケネス･ブラナーを超えるとはとても思えないので。
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こちらの劇団四季のハムレットは、市立図書館で借りられるので観てみる予定です。
劇団四季のシェイクスピアって、結構いいからねぇ・・・・・♪
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ものすごく評判の悪い、イーサン･ホークの『ハムレット』。
でも、すごく好き！という方もブロガーさんにいらっしゃいます。
うーん・・・・・・・私はシェイクスピア自体が好きすぎて、基本的にしっかりと忠実じゃないと許せないタイプなので
きっと観たら腹が立ちそう。
あまりに好きすぎるのも考え物ですね。
いやぁ、基本的に解釈は自由！というスタンスでやってるつもりではありますが
シェイクスピアだけはぁ～・・・・・
だから観ない方向かなぁ、これは。
ケネス･ブラナーの『ヘンリー五世』が観たくてたまりません。
でも、ツタヤにもゲオにもレンタルないのです。レンタル希望出してますけどね。
ＷＯＷＯＷで結構やっているのがずるい。
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小田島雄志訳シェイクスピアの中でも最高なのは、この『ハムレット』でしょうねー。
名言が特に多い戯曲ではありますが、
小田島翻訳名言も特に多い戯曲であります。
ものすごい愛！ラヴが感じられます。
小田島さん、ハムレットお好きですものね～(*^^*)
これはまだ持っていないけれど、いずれは購入予定。
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原書もまだ持っていないので、アーデン版の最新版を購入予定です。
アーデンだとすごい分厚そうだけど、これはしっかり注釈入ったものが欲しいので。
長々と失礼しました・・・・