- 映画で楽しむアメリカ文学/野口 健司
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『映画で楽しむイギリス文学 』が面白かったので、アメリカのも読んでみました
イギリス古典文学の映画化は意識して出来る限り観るようにしているけれど、アメリカ文学だとそうでもないかな・・・・・?と思っていましたが
思ったよりは観てるんだなーという印象です。
基本的な流れ、内容は↑と同じなので省略。
全部で50作品載っています。映画を観たことがなくとも、原作を読んだことがあるのものでも十二分に楽しめる内容
読んだことあるけど、観てはいない作品は・・・・
アッシャー家の崩壊、スカーレット・レター、白鯨、ハックルベリーの冒険、ホワイト・ファング、陽のあたる場所、武器よさらば、ガラスの動物園、セールスマンの死、ロリータ、ある愛の詩、冷血、クルーシブル(これは今観ているところ)
逆に観たけど、読んでいない作品は・・・
ジュリア、怒りの葡萄、エデンの東、カッコーの巣の上で、カラー・パープル、ショーシャンクの空に
観たし、読んだ!作品は
華麗なるギャツビー、欲望という名の電車、熱いトタン屋根の猫、ティファニーで朝食を、スタンド・バイ・ミー、フォレスト・ガンプ、マディソン郡の橋
というところでしょうか。
この本を読んでみて、私にはやっぱりスタインベックとスティーブン・キングが合わない・・・・・!!!ということがはっきりしました
『若草物語』は子供のときに読んだきりだけど、ちゃんと読んでみたい、かも。
『ジュリア 』はたまたま観て凄い衝撃を受けた映画で、アカデミー賞11部門ノミネート・・・・も納得の出来映えだったのです。。
リリアン・ヘルマン原作のものも、よむかなぁ・・・・。
『ガラスの動物園』はなかなか好きなテネシー・ウィリアムズ作品。なんと、その部分を執筆した方はテネシー・ウィリアムズに2回会った事があるんだとか!
大して彼については知りませんが、なかなか・・・・・複雑なんですね。
読み方甘かったな~・・・と反省。
でもやっぱりテネシー・ウィリアムズならば『熱いトタン屋根の猫』!
この作品は「古典的三一致の法則にかなっている」のだそう。
あー、言われてみればそうかも~。 つまり言われなきゃ気づかなかったんですが・・・・。
三一致の法則ってあんまり好きじゃなくって(たぶん、いや間違いなくシェイクスピアの影響ですね・・・) えー、いらないでしょーとか思っていましたが、こう実際に読んでみるといいのかもしれない、うん。
『ロリータ』の7.ミニ情報で
「原作者のメッセージ」としてあの小説の衝撃的な冒頭を引用しています。
引用・・・・とは若干異なるのかな。
単に「このような冒頭で始まる」と書くのではなくて、この持っていき方が粋なんです★
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