昨日の深夜 思い余ってイエコのプラケ を大掃除していた時の事です。
ちょうど 丑三つ時 って言うんですかね。
時計を見ると ２時半頃じゃないですか。
嫌だなぁ 嫌だなぁ…
こんな時間になんでこんなこと始めちゃったんだろう…
怖いなぁ 怖いなぁ…
なんて思いながらね、作業していたんですよ…
あたしの住んでいるアパートはね、
夜でもわりと交通量が多い道路の近くなんです…。
普段ならこの時間も 大型トラックなんか通ってね、ガタガタガタ… なんてやかましいもんなんですがね。
その夜はやけに静かなんです。
こう… なんですかね、
お通夜でもやってるんじゃないか、
みたいな不気味な静けさですよ。
こう静かだと なんだか見えてはいけないものが見えるんじゃないか… なんてね、
考えたくないことを考えてしまうもんです…。
いや！ こんな想像はやめよう！
さっさと作業を終わらせてしまおう！
怖さをまぎらわすためにね、鼻歌なんか歌いながら あたしは急いでいました…。
すると ピョン!! うわ なんだ!!
コオロギがね… 跳ぶんですよ…!!
嫌だなぁ 嫌だなぁ…
怖いなぁ 怖いなぁ…
いつものことだっていうのに、
なんだかその晩は なんだかとても恐ろしいことに思えましてね、
すると どうでしょう…。
感じるんですよ…!!
後ろから、誰かの視線を…!!
マズイ、これは絶対マズイ!!
ああ、ダメだ!!
あたしはここでとり殺されてしまうんじゃないか、ってね、ゾッとしましたよ…。
背中の視線は じぃっとこっちを 観察してるようなね、
まとわりつくような気配のまま あたしを見ているんです…。
振り向いちゃいけない、ダメだダメだ!!
でもね、あたしはそのプレッシャーに耐えることができなくて、とても恐ろしくて、
後ろをね… 見てしまったんですよ…!!
ぎゃああああああ!!
生首だあああぁぁ!!
そんな 真夏の夜の出来事でした♪
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