こんにちは。
あからぼです。
さて、お楽しみの絵本ブログ♪
今号はみんな大好き『クリスマス』
眠る前ののひととき、
絵本ならではの空想の中の真実のクリスマスを
親子でゆったりと楽しんでくださいね。
夢の中でサンタクロースに会えるかも・・・
みなさんお元気ですか
絵本講師の内田早苗です。
今月の「絵本で子育て」通信のテーマは
【みえないものを信じることのできる心を育てる】
さて皆さん
いよいよ近づいてきましたね。
クリスマス
子どもにとって
クリスマスは、
お誕生日と同様、特別な日ですね。
パーティーにご馳走
そして
プレゼント!!
多くの幼い子は
サンタさんからのプレゼントを
心待ちにしていることでしょう。
☆☆☆
クリスマスやサンタさんが
題材の絵本は
山ほどありますね。
その中から
私のおススメの3冊です。
¥1,080
Amazon.co.jp
「ぶたたぬききつねねこ??」
ん?
一見すると全くクリスマスと
関係ないような絵本ですが・・。
私がおススメするクリスマス絵本の中で
「買いました~」っていうお声が多いのが
この絵本です。
しりとり遊びができる年齢の子にはもちろん、
絵が物語ってくれる素敵な絵本なので
しりとりのまだわからない子でも楽しめます。
ちいちゃんとゆきだるま (ちいちゃんえほん)/ほるぷ出版
¥972
Amazon.co.jp
私、この「ちいちゃん」シリーズ
大好きなんです。
意識しなくても
読んでると歌ってるみたいに
リズミカルな文章で。
本の中のちいちゃんたちと
一緒に遊んでる気分。
コチラもタイトルにはクリスマスも
サンタさんも出てきませんが。
あ、後ろにツリーの木が見えてますね!
クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)/福音館書店
¥864
Amazon.co.jp
まだかな~
まだかな~
そんな子どもの気持ちと
空想する豊かな心。
目に見えないものを
想像したり、思いをはせたり
そんな子どもらしい
可愛い気持ちが詰まった絵本です。
☆☆☆
サンタさんがいる。
本物のサンタさんは
寝ている間に来るから
見たことないんだけど
きっといる。
そう信じている幼い子ども達。
親もそんなわが子が
かわいらしくて
一生懸命、手を尽くします。(笑)
幸せですね。
子どもが、想像の中でしか
知らないサンタさんを信じる気持ち
って、とても素敵ですね。
そこにないものを信じる力は
その子の生きる力にも
つながると
私は信じています。
児童文学者の
松岡享子さんの著書
サンタクロースの部屋―子どもと本をめぐって/こぐま社
Amazon.co.jp
以下引用です。
幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは、
その人の中に、信じるという能力を養う。
わたしたちは、サンタクロースその人の重要さのためでなく、
サンタクロースが子どもの心に働きかけて生みだすこの能力
ゆえに、サンタクロースをもっと大事にしなければいけない
心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中に、
サンタクロースを収容する空間を作りあげている。
サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ出ていってしまうだろう。
だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残る。
この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい
住人を、ここに迎え入れることができる。
(引用終わり)
クリスマスを
目前に迎えたこの時期に
親である私たちに
してあげられることは
なんでしょうね。
ただただ
プレゼント、ケーキと
物質的な満足だけを
満たしていればいいのではないと
色々、考えさせられます。
☆☆☆
さて
本年の
「絵本で子育て」通信は
今号で終了です。
楽しいクリスマス
そして
年末年始を
お過ごしくださいね。
皆様のお子さんのもとに
サンタさんから
絵本のプレゼントが届けられると
いいな~。
サンタクロースが占めていた心の空間
今は何が住んでいるのかな?
クリスマスの絵本を子どもと一緒に楽しみながら
何が住んでいるのか探してみたいと思います。
早苗先生、今月も素敵な絵本をありがとうございました。
早苗先生の絵本講座などの情報はこちらをご覧ください↓
「からすのえほんやさんのブログ」