みなさまこんにちは、アカデメイアカレッジスタッフの柘榴(ザクロ)です。6月に入りましたね~。梅雨入りも間近ですか?
もっとも何ですか、梅雨って言うよりも最近の局地的豪雨は熱帯地域のスコールかって具合ですね
まぁ、それはさておき、今回は受講日記です。今回レポートする授業は田口先生の「ルネサンスのカバラ思想」です!今回は4回目の授業になります。
キリスト教的カバラの重要な思想家、ピーコ・デッラ・ミランドーラの『ヘプタプルス』という本をちょっと読んで、同じく重要な思想家であるヨハネス・ロイヒリンの著作について、勉強しました
いやぁ、難しいですね~。なんと言うか、頭では理解できてるんですが、こうして文章にしようとするとうまくいきません
ちなみに友人から聞いた話、ラノベだったか漫画だったか忘れましたが、ルネサンス期のカバラ思想家が壮絶なバトルを繰り広げているすごい話があるそうな?・・・なんでもそれに登場するピーコはタロットの力を使うチートキャラだとか?・・・
『ヘプタプルス』は原書はラテン語ですが、授業内では英訳を読みました。もっとも先生の日本語訳もあるので英語!?とならずにすみました。
しかしこうやって英文読んでいると本当に大学の授業を思い出しますね~(しみじみ)田口先生は大学の先生なので、当たり前といえば当たり前なのですが。
そうそう!田口先生は7月期は錬金術の基礎概念についての授業をしてくださいます!
かつて西洋占星術と天文学は同一だったように、錬金術と化学も同一のものでした。これらが袂をわかったのなんて歴史学の視点から言えばごく最近のことではないでしょうか?
西洋思想の中にはこれらが根底にあるので、西洋系の占いを習得するに当たってはなかなか面白いテーマだと思いますね
東洋系だって昔の陰陽師はいわゆる気象予報士で天文学者だったわけだし、占術のほとんどは東洋医学に通じてますから何もおかしいことはありません。
つまり、洋の東西を問わず、占いは文化なんですね。