今日の夕方は、
防府で自然農法のお米と野菜を育てている
石田さんとお会いしてきました。
＊天神自然農園
http://www.sizensaibai.jp/
石田さんからお話を聞いて、
農業って、農作業ができるかどうか以上に
「人間関係を創る力」の方が重要なんじゃって
初めて知りました。
数千万の初期投資が必要で、回収には早くても10年かかる農業。
自然農法で始めた石田さんも
最初は、色々な課題（ほとんどは人間関係）を乗り越えながら
今では、農業を始めたい若者や
後継者のいない農家さんの相談役として活動されています。
地域に、石田さんのような方が一人いるだけで
どれだけ開けた地域になるか。
農業に興味がある人はいても、
それを受け入れてくれる地域も
本気で農業をする人が少ないのが現状です。
わし自身も、農業にずっと興味はあったけど
自分ごととして考えたのは、
今日が初めてじゃったと想う。
どれだけ農薬を使っていても、3年無農薬で続ければ
土地が自然に治癒していくんだよって話を聞いて
何故か、泣きそうになりました。
自然って本当にすごい。
人間の身体にも、同じような治癒力が備わっているんやね。
もっと土に触れていたいと想った。
わしが最近、スキンダイブにはまっているのは
土に触れたい気持ちと同じ気持ちから始まっている気がします。
もっと、水に溶けていたい。
もっと、土と戯れたい。
もっと、自分と自然の境界線をなくしたい。
石田さんが、手を見せてくれました。
普通、農業をしている人の手は
農薬でぼろぼろになってる人が多いけど
石田さんの手は、つやつやに輝いていた。
土には、人の微生物が必要で
人にも、土が必要なんだなって。
「続けたら、なんでも楽しくなるんだよ」
その言葉は、自然とともに生き続けていた石田さんだからこそ
なんの抵抗感もなく言えることだと想った。
「足るを知る」
土地が持っている能力を最大に活かしながらも
何十年でも、自然に続けていける農業を支援していきたい。
その為には、わしら消費者が変わる以外ないって
3年前に、わし自身がその考えに至った話もさせていただきました。
100円だけど、それを購入したら自然のサイクルが止まる農作物か
200円だけど、自然が循環し、人・社会・自然が調和する農作物か。
それを見極める力を持っている人を増やすのも
わしら、若手の役割の一つだと想います。
自然と触れる機会を意識的につくろう。
自然はいつも問いかけてくる。
自分や自然との対話を通じて
より自然な、自分の本質と繋がっていく。
10/28-30のドルフィンスイムも若干空席あります。
参加できる方がいたら、info {at} okaeri.me までご連絡下さい。
一緒に自然に生きよう。
またブログ書きますね。