もし、あなたが今生きているなかで、
何故生きているのか分からなくなって、道に迷っているとしたら。
『せつなさ』を味わってみるといい。
せつなさは、ワクワクとも絶望とも違う、
心の絶妙なところに位置する感情だったりする。
せつなさは、特に10代の頃によく味わう感覚で、
片思いの人への気持ちや、自分の自分自身への気持ち
何もできないけど、なにかをしたいだ、っていう気持ち
将来への漠然とした不安や、でも大丈夫だとも知っている気持ち
物悲しくもあり、同時に心から愛おしいと思えるあの感覚。
せつなさは、人にもう一度生きる意味を思い出させてくれる。
毎日を生きることに飽きたら、
ちょっとセンチメンタルな気持ちを味わってみよう。
映画でも音楽でも、本でも昔の話でもなんでもいいから。
せつなさを生きることは、刹那に生きることなんだよ。
今日もあなたの心に優しい風が吹きますように。