源氏ｲﾗｽﾄ訳【夕顔42】御前駆の
御前駆の松明ほのかにて、いと忍びて出でたまふ。半蔀は下ろしてけり。
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【源氏物語イラスト訳】
御前駆の松明ほのかにて、
訳）お先払いの松明もうっすら弱く照らした状態で、
いと忍びて出でたまふ。
訳）とてもひっそり忍んで出なさる。
半蔀は下ろしてけり。
訳）半蔀は下ろしてしまっていた。
【古文】
御前駆の松明ほのかにて、いと忍びて出でたまふ。半蔀は下ろしてけり。
【訳】
お先払いの松明もうっすら弱く照らした状態で、とてもひっそり忍んで出なさる。半蔀は下ろしてしまっていた。
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■【御前駆（ごぜんく）】
■【の】
■【松明（たいまつ）】
■【ほのかに】
※【ほのかなり】
■【て】
■【いと】
■【忍び】
■【て】
■【出で】
※【出（い）づ】
■【たまふ】
■【半蔀（はじとみ）】
■【は】
■【下ろし】
■【て】
■【けり】
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☆本日の『源氏物語』☆
松明…すでに、辺りはすっかり暗くなってしまったようです。
…となると、
光源氏は、どこへ行くのか…
それはもう、決まってますよね～；
急いで行こうとすると、
この隣家の蔀がもう下ろしてあって…
さすがにちょっと気になってるようですね～；
(；˘◡˘；)
