【帚木318-1】あまりうるはしき御ありさまの
【古文】
あまりうるはしき御ありさまの、とけがたく恥づかしげに思ひしづまりたまへるをさうざうしくて、
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あまりうるはしき御ありさまの、
とけがたく恥づかしげに思ひしづまりたまへるを、
訳)打ち解けにくく気づまりな感じにとり澄ましていらっしゃるのが、
さうざうしくて、
訳)物足りなくて、
【古文】
あまりうるはしき御ありさまの、とけがたく恥づかしげに思ひしづまりたまへるをさうざうしくて、
【訳】度を過ぎて端麗なご様子で、打ち解けにくく気づまりな感じにとり澄ましていらっしゃるのが物足りなくて、
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■【あまり】
■【うるはし】
■【御ありさま】
■【の】
■【とけがたし】
■【恥づかしげなり】
■【思ひしづまる】
■【たまへる】
※【たまふ】
※【る】
■【さうざうし】
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